A:事実関係:
1:27日産経新聞
鳩山由紀夫元首相は26日、中国主導の国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群総裁から「国際諮問委員会」の委員就任を打診されたことを明らかにした。鳩山氏は「日本の不参加に対して世界が持っている不安感を払拭したい」と述べ、就任に意欲を示した。北京で記者団の取材に応じた。
AIIBの創設メンバーは57カ国で24カ国が新たに加盟を希望しているが、日本と米国はガバナンス(統治)などへの懸念から参加を見送っている。AIIB側は日米などの要職経験者を招聘することで、国際的信認を高める狙いがあるとみられる。
鳩山氏によると、昨年11月に北京で金氏と会談した際、就任を要請された。鳩山氏が「日本政府は必ずしも私の就任を望んでいないのではないか」と伝えたところ、金氏は「日本から選ぶのではなく、あなたを選びたい」と応じたという。鳩山氏は「私が日中友好のため
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コメント
安倍政権から「国賊」扱いされている鳩山氏が、国際社会では高く評価されている証拠だと思う。
対米隷属しか考えられない安倍首相と、国際的に高く評価されている鳩山氏。
私たち日本人は、マスコミ報道を丸呑みするのではなく、冷静に人を見る目を育てなくてはなるまい。
米国はある日突然AIIBに入る。
おそらく日本には何の相談もなく。
その時の心の準備を日本政府はしたほうがよい。
鳩山氏は参加のための分担金なしに日本の国益を守った。これで実はホッとしている経済人も少なくないのでは。産業界に隠れ鳩山が増えそうだ。
(ID:18367902)
世界を二分しているといっても、過去の米国とソ連の対立から、大きな違いが出ている。現時点は、ソ連より大きな人口、経済力を持ち米国に太刀打ちできる中国の台頭があり、ロシア、中国の連携した力を、米国は無視できなくなっています。日本がAIIBに参加すれば、米国の孤立化は明確であり、米国の力が一気に下落するといえます。日本に対する縛りも強く、日本は金縛りにあっているのでしょう。一歩踏み出す勇気が必要ではないか。
日米同盟があるといっても、AIIBに参加するかどうかは、日本の自由であるべきであり、日本一国だけが、米国に肩入れする必要性など皆無ではないか。米国と中国、ロシアの軍事的対立は対立として、経済的交流は進んでおり、現実的に多国籍企業は、中国で幅広く活躍している。何故、米国に義理立てするのかよくわからないというより、国際情勢を俯瞰できないイデオロギーにとらわれた偏向的安倍政権の限界を示しているといえる。