米軍と自衛隊だけなら兎も角、インド軍が一緒と言うことは、中国を挑発する目的だったことは明白である。 この前に起こった、尖閣付近の接続水域に中国艦が来た時には、各テレビや新聞は日本の接続水域の地図は表示していたが、隣接している中国の領海や接続水域は、どこも表示していなかった。 これらは、参院選を控えて戦争法の批判をかわすため、「中国は危険な国」と思い込ませようとする、安倍政権の戦術に、マスコミが追従している証拠である。 中国が尖閣諸島の領有権を主張しているのは事実だが、チベットなどの事情を考えれば、安倍政権が言うほど安直に、軍事力を使うことはできないはずだ。まして、南シナ海と東シナ海の両方に軍隊を派遣したら、かつての日本軍の二の舞になってしまう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18982160)
米軍と自衛隊だけなら兎も角、インド軍が一緒と言うことは、中国を挑発する目的だったことは明白である。
この前に起こった、尖閣付近の接続水域に中国艦が来た時には、各テレビや新聞は日本の接続水域の地図は表示していたが、隣接している中国の領海や接続水域は、どこも表示していなかった。
これらは、参院選を控えて戦争法の批判をかわすため、「中国は危険な国」と思い込ませようとする、安倍政権の戦術に、マスコミが追従している証拠である。
中国が尖閣諸島の領有権を主張しているのは事実だが、チベットなどの事情を考えれば、安倍政権が言うほど安直に、軍事力を使うことはできないはずだ。まして、南シナ海と東シナ海の両方に軍隊を派遣したら、かつての日本軍の二の舞になってしまう。