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マクガイヤーチャンネル 第340号 2021/11/10
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おはようございます。マクガイヤーです。

未だにドラクエウォークをやっています。

最近、「スペシャルメガモンスター」という割のいい多人数レイドが開催されているのですが、これを目当てに夕方三駅くらい自転車でハシゴしてたらちょっとだけ痩せてきました。



マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。



〇11月15日(月)19時~「最近のマクガイヤー 2021年11月号」

・時事ネタ

『エターナルズ』

『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』

『ハロウィン KILLS』

『テン・ゴーカイジャー』

『ドーナツキング』

『映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』

『最後の決闘裁判』

『キャンディマン』

『THE MOLE(ザ・モール)』

『キャッシュトラック』

『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』

『コレクティブ 国家の嘘』

『アンテベラム』

『リスペクト』

『アイの歌声を聴かせて』

『ルパン三世 PART6』

その他、いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



〇11月28日(日)19時~「『カウボーイビバップ』と渡辺信一郎のアニメみたいな映画」(放送日が日曜日に変更になりました。ご注意ください)

11月19日より実写ドラマ版『カウボーイビバップ』がNetflixで配信開始されます。98~99年に放送されたアニメ『カウボーイビバップ』の実写版で、全10話構成だそうです。


『カウボーイビバップ』といえば『(大隅版)ルパン三世』『探偵物語』『傷だらけの天使』といった70年代作品の影響を多く受けています。これらはジャン=ポール・ベルモンドのアクション映画やヌーヴェルヴァーグとフィルムノワール、『殺しの烙印』『顔役』のような和製フィルムノワールのふりをした和製ヌーヴェルヴァーグ、そしてロバート・アルトマンやサム・ペキンパーの影響を受けています。監督の渡辺信一郎もこれらの作品の影響を公言しています。

こういった作品群をオマージュしつつ、90年代のカッチョ良さで表現されたアニメが『カウボーイビバップ』でしたが、Netflixで実写化されると、果たしてどのような作品になるのでしょうか?

そこで、アニメ『カウボーイビバップ』について解説しつつ、実写ドラマ版『カウボーイビバップ』について楽しくトークするような放送を行います。


ゲストとして声優の那瀬ひとみさん(https://twitter.com/nase1204)をお迎えしてお送り致します。



〇12月13日(月)19時~「最後のアンサーソングとしての『エウレカセブン』」

11月26日より映画『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が公開されます。『交響詩篇エウレカセブン』のリブート作品にして、テレビアニメ・ゲーム・漫画などのエウレカセブンシリーズを包括した『ハイエボリューション三部作』の完結編になるそうです。


2005~2006年に放送された『交響詩篇エウレカセブン』は久しぶりに一年に渡って放送されたロボットアニメでした。シリーズものの続編ではない新規作品であると同時に、『ガンダム』から『エヴァンゲリオン』までのロボットアニメのオマージュに溢れた作品でもありました。

そんな『エウレカセブン』が、『シン・エヴァンゲリオン』が公開されたのと同じ2021年に完結する……かどうかは分かりませんが、リブート作品の完結で一区切りつくことに、因縁めいたものを感じてしまいます。


そこで、『エウレカセブン』シリーズ全作について解説しつつ、いったい『エウレカセブン』とは何だったのかについてトークするような放送を行います。


ゲストとして声優の那瀬ひとみさん(https://twitter.com/nase1204)をお迎えしてお送り致します。



〇12月27日(月)19時~「Dr.マクガイヤーのオタ忘年会2021」

例年お楽しみ頂いている「オタ忘年会」。

2021年に語り残したオタク的トピックスやアイテムについて独断と偏見で語りまくる予定です。

ゲストとして編集者のしまさん(https://twitter.com/shimashima90pun)をお迎えしてお送り致します。


ちなみに過去の忘年会動画はこちらになります。

2020年

2019年

2018年




〇1月17日(月)19時~「『クライ・マッチョ』とイーストウッドの私小説映画」

2021年1月14日より映画『クライ・マッチョ』が公開されます。クリント・イーストウッド91歳の主演作にして、監督40作目となる映画だそうです。 イーストウッドはサイコスリラー映画『恐怖のメロディ』でデビューしましたが、自分のオリジンである西部劇、血沸き肉躍る冒険小説の映画化、性癖の反映であろうスリラー映画、自身の軍隊・役者・経験を反映させつつ「血と暴力の国」アメリカを様々な手法・ジャンルで描く映画の他に、それらの要素を合わせ持ちながら自分の人生を反映させた映画を監督しています。しかも、その多くにはイーストウッド自身の恋人・息子・娘が出演しており、その公私混同というか混淆ぶりは庵野秀明にとっての『エヴァンゲリオン』を彷彿とさせるのです。『クライ・マッチョ』もこの系譜に属する作品なのは間違いありません。


そこで、『ブロンコ・ビリー』『センチメンタル・アドベンチャー』『目撃』『グラン・トリノ』などのイーストウッド私小説映画を紹介しつつ、。『クライ・マッチョ』について解説する放送を行います。



〇藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄の作品評論・解説本の通販をしています

当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。

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また、売り切れになっていた『大長編ドラえもん』解説本『大長編ドラえもん徹底解説〜科学と冒険小説と創世記からよむ藤子・F・不二雄〜』ですが、この度電子書籍としてpdfファイルを販売することになりました。

https://macgyer.base.shop/items/25929849


合わせてお楽しみ下さい。





さて、本日のブロマガですが、「竹谷隆之の妖怪絵画展」を観覧してきましたので、レポートさせて下さい。



●「竹谷隆之の妖怪絵画展」とは

自分は中学生の頃からずっとホビージャパンを買い続けているのですが、90年代にクリーチャー造形が一瞬だけ盛り上がった時代がありました。

具体的には『ゼイラム』『真・仮面ライダー』の公開前後、熱硬化性の粘土であるスカルピーの発売後で、ホビージャパンの別冊『SMH』に繋がっていったのでした。竹谷隆之や韮沢靖、篠原保といったクリエイターの活躍に衝撃を受けたのもこの頃です。

以後、彼らが参加する映画やゲーム、展覧会や作品集はなるべくチェックするようにしていたのですが、ゼロ年代以降、平成ライダーや『シン・ゴジラ』での仕事で有名になりました。ホビージャパンの頃から追いかけていたファンとしては、嬉しい限りです。


そんな中、竹谷隆之の初となるデジタル絵本『怪森の守』発売に合わせて、妖怪絵画展が開催される(https://hobby.dengeki.com/news/1391057/)とのこと。せっかくなので、行ってきました。


●行ってみた


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会場は東京・墨田区京島の古民家ギャラリー「京島駅(元米屋)」。


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元米屋の古民家をリノベーションした会場で、土間で靴を脱ぎ、畳敷きの会場に上がると、作品が展示されていました。

いかにも墨田区の下町に昔から残る建物といった趣です。


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ぬっぺっぽうや尻目のような有名妖怪から、オバリヨンやカナヤマサマのような比較的マイナーな妖怪まで、様々な妖怪と写真をコラージュした作品が展示されていました。ギャラリーなので、全作品販売しています(価格表を渡されました)。