萌えオタには二種類いると思ってる。

顕在的萌えオタと、潜在的萌えオタ。

まどかはまさに潜在的萌えオタが好きになる部類の作品だと思う。
潜在的萌えオタは自身が萌えオタだということを薄々感づいていながら、他者にそれを認められることに恐怖する。
故に「キリスト教的」だとか、「現代社会を～」など、考察に逃げる。なにかにつけて意味を見出さなければ気がすまない。
そこに製作者の意図があろうがなかろうが関係なく、あらゆることに意味を見出して作品を深く見せたがる。
いわゆる中二病的萌えオタと言ってもいい。他者に萌えオタといわれる前に自分から過剰にカミングアウトしだすのもまさにこの部類。まどかはこの潜在的萌えオタの格好の道具なんだと思ってる。