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与党、熟議の態をなしていない

2013/11/01 18:00 投稿

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鈴木克昌代表代行・幹事長 定例記者会見(2013年10月30日)

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10月30日、鈴木代表代行・幹事長が定例の記者会見を行いました。
要旨は以下の通りです。

【冒頭挨拶】

国会は限られた会期の中でいよいよ各委員会が動き始めたところ。ただ、本当の意味で熟議と言うか、深い議論が展開されているかどうかというところだが、なかなか与党はその様な態をなしていないという風に思えてならない。

それは一つ言えば、野党がやはりバラバラなので、一枚岩でないところをうまく与党に突かれているというか、見られているという様な状況もあると思っている。

そういった状況を打開するために、やはり野党が結束をしていく必要性を私は今感じている。

【質疑要旨】


NSC(国家安全保障会議)設置法案について

Q. 前回NSC設置法案については反対になるだろうという事だったが、党の方針としては反対ということで変わりないか。(NHK)
A. NSC設置法案については、基本的に私たちが考えているのは、時の総理の考え方によって、かなり変わってくる可能性があるのはいかがなものかというのが一点。

二点目は色々な図示されている会議の形が、本当にその機能を発揮出来るのかと。理想的な絵は描かれているけれども、ある部分では重なっているし、権限の所在がはっきりしていない部分もある。本当に今構想されているような、考えられているような機能を十分発揮出来るのかどうかというところが、非常に我々は疑問に感じている。

それから三つ目には、国家安全保障局が言われているわけだが、それが本当にどこまで、総理や、4大臣会合に対して具申が出来るのか、そのへんの担保も定かではないというようなことで、やはり先週申し上げたように、今もこの説明、状況の中では我々は賛成しかねるという事ではないかなと思う。


小泉元総理、社民党党首の会談について

Q. 昨日脱原発の関連で小泉元総理と社民党の党首が会われ、それぞれの場で主張していこうという落着きになった。これの受け止めと、生活の党としての連携について代表の会見では、今何かというのは考えていないというような表現だったけれども、生活の党としての連携というのは何かお考えがあればお聞かせいただきたい。(NHK)
A. 小泉元総理と生活の党との連携という事だが、例えば小沢代表が小泉さんに会うようなことは、今は考えていない。

ただ、我々としてはあくまでも脱原発、そして再稼働については反対という事だから、そういうお考えを自民党の、与党、総理大臣を経験された小泉元総理がおっしゃっているという事については、我々は重く受け止めているし、非常に関心を持っているけれども、それがすぐ例えば連携とかというような形はないと、考えられないと思っている。

同じ方に向いて共通出来るところがあれば、協力していくのは何も問題ない。考え方は一緒なのだから。しかし、これ以上踏み込んでいくという事は現段階では考えていない。


国会改革について

Q. 明日、与野党の幹事長と国対委員長の会談があり、そこで国会改革の話等が出ると思う。生活の党としては、国会改革について何か提案をされるのかということと、どのように対応していくのかというのを教えていただきたい。(共同通信)
A. いずれにしても我々としては、通年国会ということを言っていこうと考えている。その他には、国民の知る権利と言うか、そういう事を踏まえて、国会がきちっと審議のできる形になっていく方向を目指していかなければいけないと思っている。

一つ目は通年国会、それから熟議国会、そしてあえて言えば党議拘束をなくしていく、というのは我党も討議拘束がないので、そういう方向で3点くらい我々は主張していきたいと思っている。

後は他党の考え方を聞いて、またそれを持ち帰って党としての議論を更に深めていきたいと、そういう風に思っている。

 

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