2月20日、天皇の退位等について、各党の意見聴取が衆議院議長公邸で行われた。
自由党からは玉城デニー幹事長が出席し、党の基本的な考えを述べた。
聴取終了後、女性宮家の創設について問われた玉城幹事長は、「いろいろな議論があった中で、皇室典範で譲位のみをやって(女性宮家の創設が)横に置かれるのではなく、改正するなら平行して議論すべき。皇室の安定性を考えると必要な議論で、男系だけで良いのかということも考えなければならない。また典範改正は度々できるものでもないので、ここでじっくり話し合うべき」と答えた。
自由党の「天皇の退位等についての考え」は以下の通り。
天皇の退位等についての考え
自由党
天皇の生前退位については、明治維新以降、先人たちが日本国の安定のために一世一元の制を導入した経緯をみても慎重であるべきで、本来、昭和天皇をはじめ予てより活用されてきた摂政を置かれることが望ましい。
しかしながら、先の陛下のお言葉を踏まえると、徒に議論に時間をかけず、立法府は国民的な合意を得る努力をすべきと考える。
ただし、これには将来の天皇制の安定のためにも、その都度の法改正ではなく、皇室典範の改正で対処すべきであり、同時に、女性宮家の創設など、基本的な議論を深めるべきである。
天皇の退位等についての考え(自由党)(PDF)
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