異業種から農家に転身した方に取材させて頂くたびに多いと感じるのが、以前はIT業界にいたというケースだ。毎日無機的なコンピューターに向かっているうちに有機的な自然と向き合いたくなったのだと言う。多くの人がなるほど、と思うだろう。意外だなと思っていたのは次いで多いファッション業界から農家になった方々だ。そして、その多くが農業に転身した理由をあまり積極的には語ろうとしないのも不思議だった。
その理由を、
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
(ID:24977239)
おはようごさいます。消費社会で暮らしているとそういうことにマヒしている自分がいます。こんなに安いのはどうしてだろう?と疑問を持つことが一番大切なことですね。生前、量販店でやすものがいばかりしている私に、祖母がよく話していました。「安いことがいいことじゃない。この値段を決めるなかで、どれだけの人の大変さがあるのか。顔が見えるものをなるたけ買いなさい。それが多少高くても大切なことだよ。」あるものは地元の商店街で、生鮮食品や果物は農家で、質素に倹約に努めていました。なかなか難しいことですが、私もそれからはなるべく意識しながら生活するように心がけています。