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「きぬかつぎ」

2015/10/14 07:00 投稿

コメント:7

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  • 自分の人生がある場所へ

 夕方、ベランダで海を見ながらビールを飲み始めたら、奥さんが里芋を皮付きのまま蒸したものを出してくれた。先日、かしこおばあちゃんの畑で掘って来たばかりの里芋だ。手に取ると皮がつるんと剥ける。添えてある粗塩をちょんとつけて頬張る。ねっとりとした食感とともに、土の匂いと井戸水の清冽さが口いっぱいに広がった。

きぬかつぎって言うんだよ」

 

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コメント

きぬかつぎ、知っていましたよ~。なんか一人だけ年齢を感じてしまうなあ(笑)。どの時代の由来なのかは知りませんでしたが、勝手に、衣をかついでいる(→衣の部分を指でつまんでつるっと向けたものを食べるという)イメージを持っていました。シンプルながらとても美味しいですよね。こうして秋がどんどん深まってくるんですねえ。日本の四季おりおりの食べ物文化、やっぱりいいなあって思います。

No.5 110ヶ月前
小原信治 小原信治
(著者)

コメントありがとうございます。
次回はこんな暮らしの根底にある「ちょっと書きにくいこと」について書こうかなと思っています。

No.6 110ヶ月前

きぬかつぎ 家族皆大好きです。
有難い事に小ぶりの里芋って調理しにくいからか、お安いのでついつい買ってきてしまいます。

No.7 110ヶ月前
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