律動が掌を通じて伝わって来る。心臓の鼓動ではない。蹴っているのでもなければ、蠢いているのでもない。ネットで検索するとどうやら「しゃっくり」らしい。胎児の話だ。
しゃっくりといえば、横隔膜がけいれんし空気を吸い込む反射運動だけれど、大人のそれでも原因はよく分かっていないらしい。ましてや子宮といえば宇宙と同じくらい謎の多い場所だ。その中で生きている胎児のしゃっくりなんてさらに原因不明なのだろう。羊水の中の異物を吐き出しているとか、肺呼吸の練習をしているという話もあったけれど、どれも単なる諸説のひとつでしかないようだ。
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>>3
ありがとうございます。逆子って心配もあるんですよね。本当に無事に生まれて来るまでは何があるか分からず心配が尽きません。
(著者)
>>4
胎児のしゃっくりというのは一般的なものなんですね。ドラマや映画とかだと妊娠って悪阻が起きて洗面所に駆け込んで「まさか・・・」とか、お腹を触って「蹴った」、あとは生まれる直前の大袈裟な破水、くらいの記号化された描写(産婦人科の先生はどれも実際にはあまりないと言ってました)しかないのが如何に表現として貧しいかを知りました。作り手が本当の妊娠を知らない場合もあるのかもしれませんね。
(著者)
>>5
ありがとうごさいます。妊娠出産を乗り越えられた女性たちの話が今は一番の安心材料かもしれません。