いつもよりも遅れましたが、本日のむしマガをお送りします。
・てぬぐい
クマムシさんてぬぐいプレゼントにたくさんの方々からのご応募、誠に有り難うございました。当選者の方々には来週お送りする予定ですので、もうしばらくお待ちください。
・Tシャツとバッグ
クマムシさんのTシャツとバッグも、ロゴ制作でお世話になった山崎綾さんにデザインしていただきました。
クマムシさんTシャツ
クマムシさんバッグ
これらのグッズもてぬぐいやぬいぐるみと同様、大変好評です。売ってほしいとの声も多く聞かれました。
年末あたりにはグッズを数十種類ほど制作し、ネットショップをオープンできればと思っています。が、なにせこのようなことには馴染みが無いので、もしどなたかアドバイスくださる方がいらっしゃいましたらご連絡いただけると幸いです。
・むしマガ読者特典
クマムシさんグッズ販売はまだまだ先になりますが、今回もむしマガ読者のみの特典として、3名様に上のバッグをプレゼントいたします。
ご希望の方は住所・氏名・電話番号を明記の上、horikawadd@gmail.comまでご応募ください。
みなさまからのご応募、楽しみにお待ちしています。
★クマムシ研究日誌「背中に深く突き刺さるナイフのような視線」
東研究室に配属されたものの、どんなテーマでクマムシの研究をすれば良いかなかなか思いつかなかった。
学部の時もそうだったが、学生の自主性を重んじるタイプ(言い換えれば放任主義)の指導教官が主催する研究室では、学生の自由が保証されている分、研究計画を一から自分で考える必要があるのだ。
そして、東教授はもちろん、この研究室にはクマムシを研究していた先輩も一人もいなかった。
とりあえず研究室のパワーエコロジーの教えに従い、札幌市内にクマムシを探しに行くことにした。
まずは北海道大学の構内。コケはあまり生えていなかったが、街路樹の表面には地衣類がびっしり生えていた。そこで、ほぼ片っ端から樹表の断片とともに地衣類を採取した。
そして、札幌市を流れる豊平川沿いを自転車で移動しながら、道路に生えるコケを見つけてはそれを採取して封筒に入れた。1地点で採取するコケは、せいぜい数十グラム程度だったが、数十地点から採取するとコケの重量は相当なものになった。
大量のコケが入ったリュックを背負いながらの自転車による野外採集は、思いのほか重労働であった。まさに、パワーエコロジーを地で行っていた。秋頃までには、札幌市内でのべ200地点ほどからコケを採取していた。
ところで以前にも書いたが、市街地でコケや地衣類を採取する姿は、どうしても人目を引いてしまう。
川沿いなどはあまり人がいなかったが、札幌駅周辺などでコケ採取をしていたときは、通行人からの投げられた好奇の視線が背中にグサグサと刺さった。
とくに一度、北海道庁前でコケの採取をしていた時には、相当アヤシイ人間に思われた。
・てぬぐい
クマムシさんてぬぐいプレゼントにたくさんの方々からのご応募、誠に有り難うございました。当選者の方々には来週お送りする予定ですので、もうしばらくお待ちください。
・Tシャツとバッグ
クマムシさんのTシャツとバッグも、ロゴ制作でお世話になった山崎綾さんにデザインしていただきました。
クマムシさんTシャツ
クマムシさんバッグ
これらのグッズもてぬぐいやぬいぐるみと同様、大変好評です。売ってほしいとの声も多く聞かれました。
年末あたりにはグッズを数十種類ほど制作し、ネットショップをオープンできればと思っています。が、なにせこのようなことには馴染みが無いので、もしどなたかアドバイスくださる方がいらっしゃいましたらご連絡いただけると幸いです。
・むしマガ読者特典
クマムシさんグッズ販売はまだまだ先になりますが、今回もむしマガ読者のみの特典として、3名様に上のバッグをプレゼントいたします。
ご希望の方は住所・氏名・電話番号を明記の上、horikawadd@gmail.comまでご応募ください。
みなさまからのご応募、楽しみにお待ちしています。
★クマムシ研究日誌「背中に深く突き刺さるナイフのような視線」
東研究室に配属されたものの、どんなテーマでクマムシの研究をすれば良いかなかなか思いつかなかった。
学部の時もそうだったが、学生の自主性を重んじるタイプ(言い換えれば放任主義)の指導教官が主催する研究室では、学生の自由が保証されている分、研究計画を一から自分で考える必要があるのだ。
そして、東教授はもちろん、この研究室にはクマムシを研究していた先輩も一人もいなかった。
とりあえず研究室のパワーエコロジーの教えに従い、札幌市内にクマムシを探しに行くことにした。
まずは北海道大学の構内。コケはあまり生えていなかったが、街路樹の表面には地衣類がびっしり生えていた。そこで、ほぼ片っ端から樹表の断片とともに地衣類を採取した。
そして、札幌市を流れる豊平川沿いを自転車で移動しながら、道路に生えるコケを見つけてはそれを採取して封筒に入れた。1地点で採取するコケは、せいぜい数十グラム程度だったが、数十地点から採取するとコケの重量は相当なものになった。
大量のコケが入ったリュックを背負いながらの自転車による野外採集は、思いのほか重労働であった。まさに、パワーエコロジーを地で行っていた。秋頃までには、札幌市内でのべ200地点ほどからコケを採取していた。
ところで以前にも書いたが、市街地でコケや地衣類を採取する姿は、どうしても人目を引いてしまう。
川沿いなどはあまり人がいなかったが、札幌駅周辺などでコケ採取をしていたときは、通行人からの投げられた好奇の視線が背中にグサグサと刺さった。
とくに一度、北海道庁前でコケの採取をしていた時には、相当アヤシイ人間に思われた。
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