チームのメンバーが全員女性のリブート版『ゴーストバスターズ』の予告編が公開されました。
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新しいチームは女性のみというニュースが報じられた際、ネット上に批判的な意見が多数投稿され、その反響の多さにポール・フェイグ監督をはじめとする関係者は驚いたそうですが、今回の予告編を見れば、そういった辛辣な意見もふっ飛ぶのではないでしょうか?
こちらはSony Pictures Entertainmentがアップしたもの。
本作は元祖ゴーストバスターズの活躍によってニューヨークに平和が戻ってから30年後が舞台で、超常現象を、そして超常現象を増大させるデバイスを作った何者かを止めるために新しい「ゴーストバスターズ」が立ち上がります。
チームのメンバーは大学教授のエリン・ギルバート(クリステン・ウィグ)、超常現象本の作家アビー・イェーツ(メリッサ・マッカーシー)、原子力エンジニアのジリアン・ホルツマン(ケイト・マッキノン)、NYの地下鉄職員パティ・トラン(レスリー・ジョーンズ)の4人。さらに、クリス・ヘムズワースが受付係のケヴィンを演じます。
予告編をよく見ると、おなじみのあのキャラも登場。見逃した方は、公式ツイッターがアップした以下のGIFをどうぞ。
Miss me? #Ghostbusters #GIFparty pic.twitter.com/8Ue2InOWzG
— Ghostbusters (@Ghostbusters) 2016年3月3日
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なお、JoBlo Movie Trailersが本作のフィーチャレットを公開しているので、併せてご紹介。
今回のリブート版『ゴーストバスターズ』で注目したいのは、メンバーが背負っている新型プロトンパック。設計に MITの素粒子物理学を迎え、非常にリアルに作っているそうです。
オリジナルの『ゴーストバスターズ』では「サイクロトロン」(荷電粒子の加速器の1つ)を使用しており、真空状態の加速器の中で、高周波をかけられた向かい合う2つの半円形の中空電極が高速で回転し、高エネルギーの粒子線を作るというシステムになっていましたが、今回のリブート版では現代のテクノロジーに合わせ、「シンクロトロン」(円形加速器の1つ)を採用しているとのこと。
粒子の加速に合わせて磁場と加速磁場の周波数をコントロールすることで、加速粒子の軌道半径を一定に保ちながら加速する(Wikipedia参照)仕組みになっています。
また、シンクロトロンの他にも超伝導マグネットや冷却剤もつけられており、限りなく科学的に正しいデバイスとなるようにデザインされているそうです。
プロトンパックは『ゴーストバスターズ』シリーズを象徴する重要なアイテムですが、ここまで手間をかけているとは驚きます。クールなプロントパックを背負った、たくましくユーモラスな女性チームの大活躍に期待大です。
『ゴーストバスターズ』は8月19日(金)全国ロードショー。
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画像:Paul Feig
ソース:YouTube1・2
参考:IMDb、Twitter、Wikipedia
(中川真知子)
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