DCコミックスの極悪ヴィランを集めて作られた政府の秘密部隊が主人公の映画『スーサイド・スクワッド』の新たな予告編が公開されました。
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最近のDC映画作品とは異なり、だいぶコメディ色が強い予告編となっています!
リック・フラッグ「デッドショットは人を撃つ奴で、クロコダイルは人を喰う奴、
あとは、人を焼く奴、魔女に取り憑かれてる奴、ただ頭がおかしい奴だ」
政府主導のもと、刑務所にいる凶悪犯を集めて結成されたチーム『スーサイド・スクワッド(特攻部隊)』を指揮するのは、軍人のリック・フラッグ。
特別なパワーを持たない、チームで一番普通の人間ですが、果たして彼は「普通」でいられるのか!?
死兆星が見えている気もする殺人縄使い「スリップノット」
また、原作コミックではその名の通り死傷者がたくさん出るチームなので、映画では誰が死に、誰が生き延びられるのかも注目のポイント。
個人的には予告編での登場シーンが著しく少ない「スリップノット」がヤバそうな気がしますが、大丈夫かな......?
ハーレイ・クイン「なぁに? ここにいるやつみんな殺して逃げろって......?
ごめんね、頭の中の声がさぁ。冗談よ......本当はそんなこと言ってない」
チームの普通じゃない人代表「ハーレイ・クイン」。表情豊かでかわいく、大人気キャラクターとなりそうな予感がします。
原作コミックではバットマンの宿敵「ジョーカー」の恋人兼相棒というような立ち位置だったので、映画ではどういう設定になるのかも見どころでしょう。
骸骨が浮かぶ妖刀
『BSベストスポーツ』などに出演していた、福原かれん(KAREN)さんが演じるヤクザ女剣士「カタナ」は、原作コミックの設定通り妖刀を使うキャラとなる様子。
ジョーカーによる洗礼?
ジョーカーが一体何をしているかはまだ不明ですが、前回の予告編を合わせると、ハーレイ・クインゼルがヴィランのハーレイ・クインとして生まれ変わる過程は描かれそうです。
リック・フラッグ「お前らマジでなんなんだよ!」
ハーレイ・クイン「悪人なんだから、悪いコトするの」
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『フューリー』や『エンド・オブ・ウォッチ』など、リアルでハードな作品を作る元軍人のデヴィッド・エアー監督作品としては珍しく、かなりコミカルな雰囲気のある予告編でした。
本作は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のヒットを受けて制作が決まったという話もありましたが、編集の影響もあってか『ガーディアンズ』の影響を感じるのは確か。
殺しを告白する歌詞から始まる、英国の伝説的ロックバンド・クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』をBGMに、犯罪者集団であるスーサイド・スクワッドのアクションを見せるのは、『ガーディアンズ』っぽくもあり、マーティン・スコセッシ作品の雰囲気も感じます。
以前の予告編の印象だと、コミックらしい設定をなるべく排除するのではないか? と少し心配しましたが、今回の予告編では原作を尊重してしっかり再現している部分が見られたので、本物志向のエアー監督らしいともいえるかもしれません。
映画『スーサイド・スクワッド』は2016年、全国ロードショー!
(c) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
ソース:YouTube
(傭兵ペンギン)
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