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ジャー・ジャー・ビンクスを演じた男の悲しすぎるインタビュー

2016/01/13 23:30 投稿

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ジャー・ジャー・ビンクスを演じた男の悲しすぎるインタビュー


『スター・ウォーズ』シリーズに登場した数々の俳優たちへインタビューする動画のシリーズに、誰からも愛されないキャラ、ジャー・ジャー・ビンクスを演じたアーメド・ベストさんが登場しました。


【大きな画像や動画はこちら】

一生懸命演じたのに関わらず報われなかったベストさんの悲しくなる話を、The Mary Sueに掲載されたジェイミー・スタングルームさんの動画からどうぞ。



かのマイケル・ジャクソンが演じることを希望したジャー・ジャー・ビンクスですが、多くの人に嫌われているのはご存知の通り。

舞台などで活躍してきたアーメド・ベストさんにとっては、初めての(意図せず)誰からも嫌われてしまう役だったのです。

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『スター・ウォーズ』は自分にとって初めての「一番嫌われた」作品でした。辛かったですよ。


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ジャー・ジャーを嫌う人の中には、その奇妙な動きや声が嫌だという人もいます。

ベストさんはもともとジャー・ジャーのモーションのみを演じるはずでしたが、声のオーディションに5種類ほどテープを送ってみたところ、「甥っ子たちに物語を読むときの声」がジョージ・ルーカス監督に選ばれ、声優としても採用されたそうです。

『ファントムメナス』では『96時間』の最凶パパことリーアム・ニーソン演じるクワイ=ガン・ジンに抱き着くシーンがありましたが、「リーアム・ニーソンに抱き抱えられるのは地球最強の男に守られるような感じ」だったとのこと。

しかし、地球最凶のパパでもジャー・ジャーに対する憎悪からはベストさんを守り切れませんでした

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辛かった......辛かったです。


ジャー・ジャーは自分にとって......そして自分がこの役を引き受けた理由の1つは、これが誰もやったことのないチャレンジだったからです。当時はアンディ・サーキスが(『ロード・オブ・ザ・リング』で)ゴラムを演じる前のことですし、『アバター』のナヴィも、『ジョン・カーター』もいませんでした。この種の役のテンプレートとなるものは存在しなかったんです。


ジョージ(・ルーカス)とともに、ストーリーを語るための新しいキャラクターの形を生み出していきました。セットではみんながこのチャレンジに集中していて、楽しかったです。公開後のことは全員にとって驚きでした

(中略)もちろんキャラクターを演じてはいますが、自分自身の性格もたくさん入っていますし、感情的にも個人的にも仕事につぎ込んでいるので仕事には誇りも持っています。なので、仕事がネガティブに批判されると辛いんです。


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皆がジャー・ジャーを嫌いな理由については「完全に道化役で子供向けのキャラクターだから、観客は子供扱いされていると感じたのでしょう。ファンたちはもっとシリアスなストーリーを望んでいました」と分析。

「でも同時に子供たちはジャー・ジャーが好きです。それに、ジョージのアイデアは20~30年もつようなストーリーを作ることでした。なので、今では『ファントムメナス』を見た子供たちが大人になり、『なんでみんなジャー・ジャーを嫌ってるんだ?』ということにもなっています」とも語っています。

時間が経つにつれ、ジャー・ジャーに対する人々の気持ちは変わってきているのかもしれません。しかし、ベストさんはジャー・ジャーを演じたことで受けた傷は癒えていないようです。

「ジャー・ジャーが今後登場することはあり得ますか?」という質問には「いや、僕はもうすでに十分なダメージを与えたから......」とのこと。

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僕は自分のスター・ウォーズ・ユニバースでの立ち位置をよく理解しているつもりです。戻る必要はありません。(もし頼まれても)ノーと言うでしょう。戻ることに興味はないです。僕がやったことは、自分では素晴らしいと思っているし、楽しかった。今は先に進むべき時なんです。


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ベストさんは今でもアニメシリーズやゲームでのジャー・ジャーの声は演じているので、映画版に出演することはないという意味での発言でしょう。

努力が報われることなく、皆から嫌われてしまったジャー・ジャー・ビンクスを演じたアーメド・ベストさんのどこか憂いに満ちたインタビューでした。

このインタビューシリーズでは役を演じた俳優に、もう一度オーディションをしているつもりで役を演じてもらうのが恒例なのですが、今回はかわりに『96時間』のリーアム・ニーソンの名台詞を言ってくれています。動画の8:50あたりからなので、最強なセリフを口にするジャー・ジャー(やっぱりどこか間抜けですが)を聞きたい方はどうぞ。


ソース:CBR via The Mary SueYouTube

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