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『ファイナルファンタジー』の天野喜孝氏が描いたデヴィッド・ボウイ

2016/01/13 19:30 投稿

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天野喜孝 デヴィッド・ボウイ ニール・ゲイマン アート


1月8日に69歳でこの地上から旅立ったデヴィッド・ボウイ。突然の訃報に世界が大きな喪失感に包まれています。

生前に彼が与えた影響は本当に色々ありますが、『ファイナルファンタジー』シリーズのイラストレーター、天野喜孝氏によるデヴィッド・ボウイのアートがあったことをご存知でしょうか?
 


【大きな画像や動画はこちら】

これらは2004年に描かれたものですが、モチーフとなったのはジギー・スターダストの後、1970年代後半にデヴィッド・ボウイが演じたシン・ホワイト・デューク(痩せた青白き公爵)とのこと。

天野氏は、SF/ファンタジー作家、アメコミ界を代表する原作者の1人ニール・ゲイマンとタッグを組み、SFテイストに焼き直した物語としてともに創作したのだそうです。

先週行われたシカゴ・トリビューンによるインタビューにて、ゲイマン氏は以下のようなコメントを残しています。

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この物語は2部構成になっており、私はこの本のために書き終えました。しかし最初の話は、『V』という雑誌のために作画を依頼されたという、アーティストの天野喜孝氏と一緒に作ったんです。


彼のイメージは、デヴィッド・ボウイとモデルにして彼の妻イマン・アブドゥルマジドがSFのキャラクターになったものでした。そこへ私はストーリーを書くように頼まれたわけです。ボウイとイマンが未来のニューヨークにいるといった内容になりました。


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ゲイマンのストーリーに天野氏のイラストにモチーフとなったボウイと、とんでもなく興味深い組み合わせになっていますよね。

この物語とアートワークは、『Trigger Warning: Short Fictions and Disturbances』という短編集に収められています。英語版ですが、気になる方はご一読ください。

他にもヴィジュアル的に楽しめる「デヴィッド・ボウイが「ジギー・スターダスト」の誕生秘話を語るアニメ」や、一緒に眠れる「等身大デヴィッド・ボウイ枕人形の抱き心地とは一体」、そして自分の生涯とボウイを比較できる「あなたと同い年の頃、デヴィッド・ボウイは何をしていたのか?」といった記事も合わせてどうぞ。

(Images courtesy of l'Art de Yoshitaka Amano
Illustrations © Yoshitaka Amano


When A Final Fantasy Artist (And Neil Gaiman) Did Sci-Fi David Bowie[Kotaku]
Neil Gaiman on his love for David Bowie[Chicago Tribune]
Trigger Warning: Short Fictions and Disturbances[amazon]

岡本玄介

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