映画『スター・ウォーズ』の人気キャラクター、ボバ・フェットの声を担当した俳優ジェイソン・ウィングリーン氏が、2015年12月25日に95歳でこの世を去りました。
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Boba Fett Fan Clubが、渋い声でボバに深みを与えてくれたウィングリーン氏の追悼動画を公開しています。
こちらはウィングリーン氏が担当したオリジナルのボバの声を集めたもの。
『エピソード2』でボバはジャンゴのクローンという設定になったため、クラシック3部作のデジタルリマスターではジャンゴを演じたテムエラ・モリソンの声が差し代わっています。
オリジナルで慣れ親しんだ人はウィングリーン氏の声を聞くとホッとするのではないでしょうか。
ローリング・ストーン誌によると、ウィングリーン氏がボバ・フェットの声の録音に費やしたのはたったの10分(セリフは4つ)。ボバだけでなくヨーダの声のオーディションも受けたそうですが、その役はフランク・オズが得ました。
実は、2000年までジェイソン・ウィングリーンの名前はクレジットされることがなく、ボバの声の人として知られるようになったのは比較的最近のことです。
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ボバ・フェットの写真に数え切れないほどのサインをした。僕は静かで平和な、何の負担もない生活を送っていたんだけど、「Star Wars Magazine」のインタビューに応じた時から180度変わったんだ。絶え間なく手紙が届くようになった。
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登場シーンが短いにも関わらず、ここまでファンに愛されるのはやはりキャラクターにぴったりの声だったからなのでしょうね。
ソース:YouTube via Inverse via The Mary Sue、Wikipedia
(中川真知子)
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