ニヤリと笑えるものから感心してしまうスゴ技系まで、今年インターネットで話題になったヘヴィメタル動画を20本お届けします。
【大きな画像や動画はこちら】
これらは「Metal Injection」にてまとめられていたベスト20ですが、コタク・ジャパンでご紹介したものも入っているので、おさらいの意味でもう一度お楽しみください!
■Blast Beat on the B Train
アメリカの地下鉄には、ほんっとに色んな人達が乗車してきます。これはスゴ腕のドラマーがニューヨーク市地下鉄B線に乗っていた時に激撮されたもののようですが......両足はツーバス踏んでいませんよね。
でもまぁヘドバンがスピンし出した辺りが真骨頂で、もう完全にヘアーメタルしています。
実は彼、このドラムソロを始める前は別の友だちと一緒にテスタメントを歌いながら暴れていたのです。その様子がこちら。
We *like* these guys! Into the muthafuckin' pit!!!
Posted by Testament on Wednesday, September 23, 2015
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しかしながら、独りになっても熱が冷めやらなかった、真のメタルヘッドでした。
■NORWEGIAN PRIME MINISTER PRACTICES HER BLAST BEATS
ノルウェーの首相、エルナ・ソルベルグさんによる最高にイカしたドラムソロ動画。さすが北欧はメタルのメッカだなぁと感心するなかれ。一瞬でバレていると思いますが、動画を編集しただけのものでした。でも、GJです。
■ELDERS REACT TO SLIPKNOT
人生の大先輩たちにスリップノットのミュージック・ビデオを見てもらった様子を収めたのがこちら。
やたらメタルに詳しく、ビデオを楽しんでいるお爺さんもいれば、嫌悪感を示すお婆さんも。人それぞれの反応が楽しめます。これを音楽だと認めない方々もいれば、マスクなどの創造性を褒める方も。
しかしスリップノットがアイオワ州出身だと聞いて、「あー外国の人たちね」と本気とも冗談ともとれるコメントを残したお爺さんは秀逸でした。
■YOUNG INDONESIAN GIRL'S CRUSHING LAMB OF GOD COVER WILL BLOW YOU AWAY
「インドネシアの少女が、デス声・速弾きでエキゾチックカッコイイ!」でご紹介した、メタル大国インドネシアのギター少女メルちゃん。彼女がラム・オブ・ゴッドの『Hourglass』を弾く姿はランク入りさせなければ、ですよね。
■SLAYER PLAYED ON PRE-SCHOOL INSTRUMENTS WORKS BETTER THAN EXPECTED
こちらもまた、「子供用の楽器で! Slayerっぽい高速メタルを! 演奏ッ!」でご覧頂いた映像。
たとえ子供のために作られた楽器であっても、大のオトナが本気を出せばこんなにもスラッシュな演奏ができてしまうという、爆笑動画でした。
■KIDS CARTOON OFFERS MOST ACCURATE DESCRIPTION OF METAL GENRES YET
子供向けアニメ『おかしなガムボール』の中で、バスの運転をしているべきロッキー・ロビンソンが、グラインド・コアやブラック・メタル、バイキング・メタルとの違いについて熱く語るシーンがこちら。
ターゲットである子供たちにはマニアック過ぎるトリビアです。
■PUPPETEER'S AMAZING GUNS N ROSES PERFORMANCE MAKES THIS SUBWAY RIDE BEARABLE
Póngale play!! Esta muy bueno!
Posted by Angelo Sergio Campi Jiménez on Saturday, October 17, 2015
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チリのサンティアゴにて、これまた電車内で爆音の『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』を流し、パペットを巧みに操る男性が激撮されました。
ガイコツがホントに生きているかのようで、ホントに歌っているかのように見えます。スゴい!
■THE ULTIMATE NAMM TRAINING GUIDE
楽器を取り扱うコンヴェンションとして最大級のNAMM Show。これに行くための準備を伝えるのがこちらの動画。
世紀末的な二日酔いを再現し、当日まで眠らず、様々な雑音を両耳で聴き現場の雰囲気を再現し、毎日とにかく歩き、ギターの技を磨き、うるさい会場内で会話をするべく怒鳴る練習も欠かさず、名刺配りや人脈作りの営業努力も怠ってはいけません。
■MEET THE DEATH METAL HOWLER MONKEY
自然界に棲息するヒヒもまた、デス声で遠吠えするという貴重な(?)映像です。
■KORN "FALLING AWAY FROM ME" SMOOTH JAZZ VERSION
コーンのレパートリーの中でも一番知名度が高い曲であろう『フォーリング・アウェイ・フロム・ミー』をスムース・ジャズ調にアレンジしてしまった、オシャレ動画です。
ずっと聴いていると「アリかも?」と思えてしまうナイス・アレンジです。
■HERE'S A MESHUGGAH SONG WITH SUGARY SNACKS AS THE PERCUSSION
「メシュガーの曲をシュガー(砂糖)関連のアイテムを使って演奏」でご紹介した、スウェーデンのエクストリーム・メタルバンド、メシュガー(Meshuggah)の『Straws Pulled at Random』を、バンド名にあやかってシュガー(砂糖)に関連するアイテムで演奏した動画です。
ギター以外はほとんど音効さんの仕事ですね。
■DUDE PLAYS GUITAR AND SINGS WHILE UNDERGOING BRAIN SURGERY
33歳のブラジル人男性が、脳腫瘍を取り除く手術の最中にギターを弾いて歌っている姿を撮影した動画。
術中は脳ミソのどの辺が活動的になっているのかをモニタリングしながら行われたのだとか。映画『ハンニバル』の、例のシーンを思い出すのは私だけでしょうか?
■TREND WATCH: NAKED MOSHING (NSFW)
これはチ○コ的に閲覧注意なやつです。
モッシュ・ピットに全裸で突入し、周りを殴り始める迷惑男が暴れるといった内容で、ソイツの登場は18:30あたり。19:07辺りでガッツポーズをとり、チンチンブラブラまでしてくれます。
■2-YEAR-OLD'S GUITAR HERO PLAYTHROUGH OF RAGE AGAINST THE MACHINE
『ギターヒーロー』でレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの『ブルズ・オン・パレード』をプレイする、2歳の少年がイイ味出しています。シブい表情もすでに貫禄があり、非常に将来有望です。
■PHYSICALLY IMPAIRED GUITARIST CRUSHES YNGWIE MALMSTEEN'S "BROTHERS" WITH JUST HIS THUMB
イングヴェイ・マルムスティーンの『ブラザーズ』をカバーする、インドネシアのYANA MULYANAさん。ご覧のとおり、彼は身体にハンディキャップを持つ方なのですが、弦を押さえるのは親指一本、ピッキングするのも親指にはめたサムピックだというのに、華麗なフルピッキングでインギーの技をマスターしています。
彼はギタリストとして活躍しており、検索するとその他のプレイ動画も閲覧可能。スチール・ギターと同じ扱いで弾くのは解るとしても、インギーの曲が指一本で弾けるだなんて......脱帽です。
■BARACK OBAMA SINGING KORN'S "FREAK ON A LEASH"
どういう経緯かわかりませんが、「私はコーンのリード・シンガーではありません」と記者会見で発言したバラク・オバマ大統領。
そこから彼が放った言葉を上手くつなぎ合わせ、『フリーク・オン・ア・リーシュ』を歌わせてしまった動画です。
■THIS IS HOW YOU MAKE METALHEAD FRIENDS IN PUBLIC PLACES
以前に大笑いさせてもらった動画、「ヘヴィメタル・ファンの友達を作るちょっと過激な方法」もまたランクインしています。
街中でメタル・バンドのTシャツを着ている人を見つけ、「仲間だ!」と嬉しくなってしまったアニキの神出鬼没すぎる追跡には、ターミネーターも真っ青です。
■BLACK METAL STREET PERFORMER VS. NYC'S TIMES SQUARE
ニューヨークのタイムズ・スクエアには、どんな悪天候であってもパンツ一丁でギターを弾く、ネイキッド・カウボーイという有名なパフォーマーがいます。それに対抗する、ブラック・メタル・パフォーマーが彼です。
とか言ってこのデイヴ・ヒルさん、実はコメディアンで、意外にも元パンテラのフィリップ・アンセルモと組み、YouTubeでメタルをネタにした動画を配信しています。
■THE LIMP BIZKIT & SEINFELD THEME MASHUP YOU'VE BEEN WAITING FOR
これはアメリカのコメディー・ドラマ、『となりのサインフェルド』を知らないと面白さがなかなか理解できないマッシュ・アップ動画。
リンプ・ビズキットが歌う『ブレイク・スタッフ』を、ドラマで多用されるベースに合わせたら面白いんじゃね? 的なノリで作られたものらしいです。
■SOCK PUPPETS TURN SLIPKNOT'S "WAIT AND BLEED" INTO "WAIT IN BLEACH"
スリップノットの『ウェイト・アンド・ブリード』を、靴下で作ったパペットに歌わせたパロディー替え歌です。
「ブリード」を漂白剤の「ブリーチ」にして、洗濯物の悲哀を歌っています。
いかがでしたか?
ここには掲載されていませんが、他にも「6歳のメタル少女による史上最もブルータルなマイクチェック」の可愛らしいデス声や、「四六時中デスメタル・バンドがつきまとうブルータルな人生の様子」という大迷惑バンドの動画などもオススメなので併せてどうぞ!
ソース:Metal Injection、YouTube①・②・③・④・⑤・⑥・⑦・⑧・⑨・⑩・⑪・⑫・⑬・⑭・⑮・⑯・⑰、facebook①・②
(岡本玄介)
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