トマス・ハリスの『レッド・ドラゴン』を原作とする2本の映画と1本のドラマで描かれている、殺人鬼ハンニバル・レクターとの出会いのシーンを1本にまとめた動画が公開されています。
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Truecrimeが取り上げた動画は以下より。
1986年に公開されたマイケル・マン監督の『刑事グラハム/凍りついた欲望』、2002年に公開されたブレット・ラトナー監督の『レッド・ドラゴン』、そして2015年に放送されたブライアン・フラーのテレビシリーズ『ハンニバル』。これら3本のほとんどのダイアログはトマス・ハリスの小説に忠実ですが、撮る人と演じる人が変わると同じ素材でも随分と変わるのが一目瞭然です。
この動画を制作したモレッティニさんは、次のように語っています。
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この動画は、FBIプロファイラーのウィル・グレアムが食人精神病医のハンニバル・レクターに連続殺人事件のアドバイスを求めに行ったシーンを異なる3作でまとめたものです。3作の大半のダイアログは小説から来ているので、シーンをつなげても違和感なく再現することができました。
これは、3人のフィルムメーカーの撮り方を比較する非常に面白いやり方だったのではないかと感じています。それに、シェイクスピアの作品ならまだしも、ポップカルチャーで、こんなにバラバラの年代に映像化されているにも関わらず、ここまで原作に忠実な作品というのも珍しいのではないでしょうか。
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シリーズが好きな方は「【分析】カメラワークでわかる『羊たちの沈黙』の名シーンでの力関係」、「ハンニバル・レクターを違った意味で怖くする方法」も併せてどうぞ。
[Via Laughing Squid via Truecrime]
(中川真知子)
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