思わず一時停止してじっくり観察してしまう映画17選:コタク・ジャパン・ブロマガ: コタク・ジャパンチャンネル(コタク・ジャパン)

今はDVDやブルーレイのおかげで、いとも簡単に目的のシーンや瞬間で一時停止が可能ですが、VHSの時代はそうもいきませんでした。何せ、一時停止ボタンを押す瞬間とリールが止まるタイミングが微妙に違ったのですから。

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なので、数を数えたり、リズムを取ったり、意識を集中させて止めなくてはならなかったのです。VHS世代なら、この苦労話だけで数時間は語れますよね？

しかし、なぜそこまでして一時停止したいのか？　それはもちろん、「見たい瞬間」があるからに他なりません。では、私たちは何を見たいのでしょうか？

そこで今回は、What Cultureがまとめた「思わず一時停止してじっくり観察してしまう映画17選」をご紹介します。一部ネタバレ、そしてエロ＆グロなシーンがいくつかありますので、ご注意ください。

17：『サイン』のバースデーパーティー

思わず見を乗り出してしまう見せ方

メル・ギブソン主演の本作はそれほど怖い映画ではありませんが、このちらっと映るエイリアンには「オォ！」となります。ぼやっとしか見えていなかったのが効果的だったようです。

16：『スキャナーズ』の脳みそ破裂シーン

コマ送りで見たい

歴史に残る名シーン。派手に飛び散る血と肉が一体どんな風に再現されたのかを知りたくて、VHSを何度も繰り返し巻き戻しては止めてみたファンは後を絶ちませんでした。実際はショットガンでゼラチンの層を吹き飛ばしたと吹き飛ばして再現していますが、分かっていても細部までしっかり見たくなります。

15：『キャビン』のホワイトボード

『キャビン』のホワイトボード

何がいるか見たくなります

ホラー好きなら、自分の知識を試したくなるシーン。このボードに書かれているモンスターたちを全て書き出したファンもいることでしょう。

14：『エクソシスト』のパズズ

見えましたか？

パズズの顔を一時停止でマジマジと見てしまい、後悔した人も多いのでは？

13：『パルプ・フィクション』のブッチのアソコ

はたしてブッチの息子の大きさは...？

タランティーノ映画には一時停止したくなるシーンは多数ありますが、一番は本作でブルース・ウィリス演じるブッチがシャワーを浴びているシーンではないでしょうか？　「もしかしてブルースのアソコ見えそう!? どれくらい大きいわけ？」ワクワクとした人は多いはずです（たぶん）。

ちなみに、この見えそうで見えづらいブルースのイチモツですが、ドンピシャのタイミングで止めれば、かすかに見えるようです。訳者はVHSでしか持っていなかったので見ることができませんでしたが、チャンスがあればしっかりチェックしたいと思います。

12：『トータル・リコール』の3つのおっぱい

3つのおっぱいを持つ女性

おっぱいはいくつあっても良い？

本作の中でも印象的で、リメイク版にもきっちり登場した3つのおっぱいを持つ女性のシーンを、じっくり見たくなった人は少なくないはず。男性にとっては夢のようなミューテーションでしょう。心を躍らせて一時停止した人、正直に言いなさい。

11：『ブギーナイツ』のマーク・ウォールバーグの巨根

凝視もの（1：40～）

超巨根を生かしてポルノ業界で成り上がる青年と、衰退しつつある70年代のポルノ業界を描いた本作。これは主役のマーク・ウォールバーグが最後に自慢のイチモツを出して「俺はスターだ」というシーン。

デローンと投げ出された息子さんの大きさに、多くの人が度肝を抜いたはず。訳者は親と一緒に見ていたから一時停止出来ないでサラッと流したけど、あれには本当に驚きました......。

実はあの息子さんは作り物。ちなみに、Late Nightショーのインタビューによると、あの人工ペニスはウォルバーグが唯一持って帰った小道具なんだとか。

10：『スリーメン&ベビー』の少年の霊

おばけではなかった

『スリーメン＆ベビー』のワンシーンにかすかに映りこんでいる少年。幽霊だ！ と大騒ぎになり、一時停止して凝視する人が続出しました。

実はこれ、映画にも関係する、とあるコマーシャルに使うはずだった宣伝用のポップが置かれているだけなんだとか。映画からそのシーンがなくなり、ポップだけが残ったそうです。

9：『メメント』全編にわたって

しょっちゅう止める作品の代表？

クリストファー・ノーラン監督の最高傑作と言っても過言ではない本作。妻がレイプされた上に殺害されたレナード・シェルビー（ガイ・ピアース）は犯人の1人を銃殺するも、犯人の仲間に突き飛ばされて出来た傷が原因で、10分間しか記憶を保てないようになってしまいます。

ストーリーはレナードの復讐劇ですが、前向性健忘のためにレナードの行動や会話はあやふやに。そのため、本作は一時停止しながら観ていかないと理解出来ないとも言われています。

8：『バーン・アフター・リーディング』のクローゼットシーン

良い笑顔

思いもしない場所から人が満面の笑顔で出てきたらすることは1つ！　ヘッドショットです。いや、そんなうまい具合に行きませんが......。

しかし、それをやっているのが本作のブラット・ピット（ヘッドショットされる方）。「ばぁ～」とクローゼットから顔をのぞかせた瞬間、額の真ん中にズドンと一発。ピットの顔が吹き飛ぶ瞬間が見たいという、悪趣味な（？）人が思わず一時停止ボタンを押しました。

7：『ワイルドシングス』のレズシーン

男性は一時停止せざるを得ない？

訳者的にはケヴィン・ベーコンの巨根付きシャワーシーンだと思ったのですが、男性視点だと、このレズキスシーンなのかもしれません。

6：『サイコ』の骸骨

何度でも見たくなる

クライマックスで、ノーマン・ベイツが内なる母親を表面に出してきたシーン。まだDVDが無かった時代、訳者もビデオを一時停止して何度も凝視しました。これは一瞬なのでVHSだと本当に大変です。今ならもっと簡単にドンピシャで止められるのでしょうが、それはそれでなんだか寂しい気持ちにもなります。

5：『エントラップメント』の柔軟性

特にキャサリンのお尻のラインがたまりません

一時停止したくなるのはエロやグロシーンだけではありません。時には訓練された肉体に敬意を払うためにも止めるものです。

キャサリン・ゼタ・ジョーンズがレオタードに身を包み、滑るような動きを見せる本作。ストーリーも何もかもそっちのけで、このシーンを繰り返し再生し、時には止めて、しなやかなボディを堪能した人も多いのでは無いでしょうか。

4：『ファイト・クラブ』のタイラーフラッシュ

瞬きしていたら気づかないレベル

デビッド・フィンチャー監督の本作には、ブラット・ピット演じるタイラー・ダーデンが「存在しないはずの場所」に一瞬だけ映りこむシーンが複数存在します。

3：『初体験/リッジモント・ハイ』のフィービー・ケイツのトップレス

妄想シーン

当時大人気だったフィービー・ケイツのトップレスシーン。若い青年たちが一時停止せずにいられるはずがありません。『初体験/リッジモント・ハイ』と言えば！ というほど有名なシーンです。

2：『ライオンキング』にセックスのメッセージが？

目を凝らしてみればそう見えます