アトピー、鼻炎、喘息でお悩みの方、扁康韓医院で東洋医学的な治療を受けてみてはいかがでしょうか? 院内も綺麗で好感が持てます。
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ですが通院する前に、まずはコマーシャルを見てみるとしましょうか。
ピョンカン・ホースピダー♪
友人に何度も自転車で轢かれたり、飛ばしたフリスビーを自分のケツで挟んでキャッチしたり、囚われの身となった男性が、医院の情報を詳しく吐露したり、放屁で飛翔する人たちが医院に襲来したりと、少女漫画風なのに完全に意味不明なアニメCM。よくシリーズで作りましたよね......。
さらに数年前は、電車内の広告でこのようなものが展開していました。
某美容液マスクのパッケージを彷彿とさせるような?
[写真: Ginis]
同様にこんなイラストも並びます。
鼻炎の女性なのでしょうか?
[写真: AnythingTip]
これでも医院のイメージとかなり掛け離れているので、このマーケティング戦略が正しいのか間違っているのか、皆目検討がつきません。
さらに我々を混乱させるのが、これまた別の用途で作られた、シュールな実写版コマーシャルです。
バンジージャンプにやってきたカップルですが、飛び降りた彼氏の鼻炎が大噴射! どうやら殺人鼻水は強酸性のようで、まるでガトリング砲のごとく彼女を目がけて炸裂しまくります。
実はこっちのコマーシャルはまだカワイイ方。ライブドアニュースにて翻訳されていた現地・韓国の反応では、別バージョンは「まるでアダルト映画」という非難や、「このフィルムの放送は合法なのか」という不満、「この動画は二度と見たくない」という怒りの声が上がっているとのこと。
では実際に、反応がヒドい方のコマーシャルをご覧ください。
バスの外に向かってクシャミをしているというのに、いくつか後ろの席の女性の顔に鼻水がブッカケられてベチョベチョになっています。
ほとばしる汁!
しかもこのCMは、韓国で大流行した中東呼吸器症候群(MERS)の予防啓発のための広告だというから、そのブッ飛んだ表現方法には思わず目を丸くせざるを得ません。
公共の場で放送するのに適当か否かはさて置いて、なんともクセになりそうなシュールな世界は、もうちょっと見てみたいかなぁとも思わせますよね。今後に淡く期待しておきましょう。
As Hospital Commercials Go, These Are Fucked Up[Kotaku]
(岡本玄介)
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