もちろん「ヘビ型」なのには、知って後悔するような理由があります。 イギリスはブリストルのOC Roboticsのエンジニアたちが、『プロメテウス』に出てくる医療用ポッドの実現に向けて一歩踏み出したようです。とは言っても、今回エンジニアたちが作っているその「医療用ロボット」は、映画の中の医療用ポッドと言うよりかは、映画中でそのポッドが取り出したアイツに近いような気も... 詳細は以下より。
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最近開催された「腫瘍学エンジニアリングに関する国際会議」にて発表された彼らの医療用ロボットは、患者さんの体を切り開くことなく深いところまで入り込み、執刀医を助けてくれるんだそうです。 完成すれば、腫瘍を見つけて除去もしてくれるというこの医療用ロボット、ヘビ型なのには合理的な理由があります。OC Roboticsの人たちによれば、ロボットがこの型であることで、「侵襲的な手続きを最小限に」抑えることができるんだとか。つまり、「切り開くことなく深いところまで」入り込ために、この医療用ロボットは「ヘビ型」となっています。 ということは、やっぱり穴の中にヘビ型ロボットが入り込むんでしょうか...? 残念ながら(?)答えはイエス。完成すれば切開部分から、もしくはみなさんのご想像通り、体にすでに空いている穴から体内に入り込めるようになるんだそうです。このロボットにはカメラを始めとするセンサー類がついており、これで執刀医が体内を見て「感じる」ことが出来るんだとか。 いやはや、まだ完成すらしていないのにこの話だけでホラー映画が作れそうです。しかし、実現すれば体を大きく切開することなく、患者への負担を最小限に抑えての手術が可能になります。手術中に故障したり自我を持ったりしないといいですね!
[Source BBC. Image via OC Robotics via io9] (abcxyz)
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