Kickstartarで資金調達中の『Active Listening System』は、見た目こそワイヤレスイヤホン然としていますが、mp3やAACの再生を目的としたものではありません。
【大きな画像や動画はこちら】
これは、装着者の耳に入ってくる音を調整できるイヤホン。現実の音をイコライジングできてしまう、補聴器にも似たガジェットと言えますね。
イコライジング(イコライザー)とは、ある音の周波数について特定の帯域のみを大きくしたり小さくしたりすること。iTunesにも付いてるアレと同じです。
なので、『Active Listening System』を装着して高音を上げれば、裸耳状態に比べ高い音が良く聞こえ、反対に低音を下げれば車のエンジン音のような低い音が聞こえづらくなります。イコライザーの他にも、リバーブやファズといったエフェクトを加えることも可能なようです。
自分の声や演奏してる音に、勝手にエフェクトが付くのはどんな感じなんだろう...。とても興味深い、面白そうなガジェットです。
外部の音をデジタルシグナルプロセッサーが処理して出力する。
『Active Listening System』はアプリで操作し、いくつかのプリセットが用意されているとのこと。ライブなどで低音を強調するセッティングや人の話し声を聞こえにくくするセッティングなど、日常生活をアシストしてくれるようなものもあるみたいです。
ユニークな聴覚体験は言うまでもありませんが、現実音の加工という着眼点はアツいですね。それこそ世界が変わって聞こえそう。
Here Active Listening - Change The Way You Hear The World by Doppler Labs[Kickstater]
Charles Yang and Tessa Lark try the Here buds[YouTube]
(ヤマダユウス型)
関連記事
- 確定申告を高速化! 全自動のクラウド会計ソフト「freee」で16連射すると...?
- コンビニで買える! 支払い地獄を避けられるVプリカギフトの天使な使い方
- スタートアップ企業がやるべき 「PRを駆使した伝え方」とは
コメント
コメントを書く