ノルウェーのインディー・ポップバンド「The Fjords」のミュージックビデオがファミコン世代の心をわし掴みにする、大変なビデオになっています。
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男の子がリュックにNESと光線銃をつなぎ、数々のカセットと共に向かった先は、不良はびこるホットドッグ屋さん。
コントローラーにお馴染みの隠しコマンドを入力すれば、ウルトラ・バイオレンス・ワールドの幕開けです。「80年代とクエンティン・タランティーノのファンなら気に入ってくれるはず」と本人たちも語るその映像を見てみましょう。
「ハンドガン」、「ショットガン」、「ファイアーボール」、「ロケット」などと書かれたカセットを取っ替え引っ替えNESに挿入することで、光線銃がソフト名の武器になり、街のダニどもを華麗にぶち殺しています。
透明感の感じられる楽曲の印象とは裏腹にかなりの惨劇......。終いには「ナイフ」と書かれたカセットを映画『ヴィデオドローム』ばりに胸にぶっ刺し、ちゃっかりホットドッグも買って(強奪して?)去っていきます。
YouTubeのコメント欄では、この動画がゲームと暴力の関連性を暗示しているのかどうかで議論に。わざわざコナミコマンドがアップで映っていたりもするので、ゲーム愛のこもったMVな気もしますが......。
何はともあれ「主人公が不思議な力を手に入れて自分をいじめていた人たちに仕返しする」系の80年代映画が好きだった人には楽しめたはず。そんな80年代映画が懐かしくなってきた方は80年代映画ヒーロー映像集や80年代ティーン映画映像集、80年代の小型モンスター映画選などの記事も合わせてどうぞ。
[via Kotaku]
(abcxyz)
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