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映画史上最高のドッグファイト・シーン10選

2015/05/09 23:30 投稿

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映画史上最高のドッグファイト・シーン10選


さまざまな映画に登場する、戦闘機による空中戦「ドッグファイト」。空中で繰り広げられるスリル満点の激しいバトルを見ていると、ワクワクするものです。


【大きな画像や動画はこちら】

そこで今回は、毎度おなじみCinefixが選んだ、映画至上最高のドッグファイト・シーン10選とその要訳をご覧ください。



■『トップガン』

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「ドッグファイト」と聞いただけでテーマソングが頭に浮かぶほど有名


空中戦と言えばトム・クルーズ主演の本作。インド洋上のMIG-28とF-14の緊迫した空中バトルは短いながらも迫力満点。撮影にはアメリカ海軍が全面協力しており、基地だけでなく、航空アクションシーンでは現用戦闘機を飛ばしています。

ちなみに、1990年には所謂「戦闘ヘリ版トップガン」と言われたニコラス・ケイジ主演の『アパッチ』が公開されていますが、『トップガン』ほどの迫力はない印象です。


■『つばさ』

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後の航空アクション映画に多大な影響を与え続けている作品


1927年のサイレント映画で、第1回アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した作品『つばさ』。俳優が飛行機を操縦し、その姿をはっきりと撮影するために、自分でカメラを回すという難題をこなさなくてはならず、ある俳優は撮影中に首を骨折するという事故に見舞われました。数百人ものエキストラが参加し、その内300人がパイロットだったそうです。


■『レッド・バロン』

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暗闇のドッグファイトなんて、考えるだけでも怖い


一般的なドッグファイトは日中の設定が多いですが、2008年に公開されたドイツ映画『レッド・バロン』では、夜を舞台にした珍しい空中戦が見られます


■『トラ・トラ・トラ!』

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珍しく公平な内容で作品的にも高評価


1970年に公開された真珠湾攻撃がテーマの戦争映画。真珠湾攻撃の映画というと、ベン・アフレックとジョッシュ・ハートネット主演の『パール・ハーバー』も有名ですが、あちらはアメリカ寄りで事実とは多少異なる内容。

しかし、この『トラ・トラ・トラ!』は日本とアメリカが個々に両方の立場を公平に描いており、事実に基づいた作品だと言われています。クレジットには載っていませんが、真珠湾攻撃時の参謀源田実氏が意見役として参加(劇中では源田実氏の役は三橋達也さんが演じています)。彼のアドバイスのお陰で、セットを含め、ドッグファイトもより現実味を帯びた描かれ方になっているとのことです。


■『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』

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SF界の最高傑作


ドッグファイトは何も実際にあった戦争をテーマにした映画だけに限ることはありません。ミニチュアで撮影された『スター・ウォーズ』のタイファイターとXウィングのドッグファイトも、リストに入れておくべきでしょう。

ジョージ・ルーカスは空中を舞台にした映画の大ファンとして知られています。そんな彼は既出の『つばさ』や『633爆撃隊』、『暁の出撃』(中でも特に『暁の出撃』)にインスパイアされて、このスピード感溢れる宇宙戦を作ったのだそうです。


■『永遠の0』

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神風ほど残酷なドッグファイトはないでしょう


アメリカだけでなく、世界中で戦争をテーマにした映画が作成されています。そして、栄えある5位を獲得したのが日本で大ヒットロングランを記録した百田尚樹氏原作映画の『永遠の0』。神風特攻隊員だった実の祖父のことを調べていくうちに、当時の人々の壮絶な人生が明らかになっていくという内容で、その感情描写と鬼気迫るドッグファイトは見る人の感情に語りかけ、涙を誘います。


■『メンフィス・ベル』

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仲間と共に戦うのも一興


ここまで紹介してきた映画は全て1機に対して乗組員が1人、もしくは2~3人というものでしたが、1990年に公開されたメンフィス・ベルをテーマにしたイギリス映画『メンフィス・ベル』は、24回出撃して唯一無傷だった「空の要塞」の25回目の出撃を描いた作品。ドッグファイト・シーンでは乗組員のチームワークが見所です。


■『華麗なるヒコーキ野郎』

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主演のロバート・レッドフォードのイケメンさにもやられます


第1次世界大戦をテーマとした良作映画はいくつかあります。例えば、昔ながらの銃撃戦や空中戦が繰り広げられる1976年のイギリス映画『スカイエース』、次にドイツ空軍のパイロットの活躍を描いた1966年のイギリス映画『ブルー・マックス』。しかし、Cinefixが選んだのは1975年に公開されたアメリカ映画『華麗なるヒコーキ野郎』です。

第1次世界大戦が終わってもなお飛行機と空に魅了され、各地で催されるイベントで曲芸乗りとして生活していた、実在する元空軍パイロット、ウォルド・ペッパーの物語。ある事件を起こしたウォルドは飛行資格を剥奪されたものの、映画業界で身を隠しながら飛行スタントマンとして活躍しています。そこへペッパーの憧れのドイツ空軍の撃墜王がやってきて――。

映画の撮影中に見せる2人のドッグファイトは、撮影用機材ゆえに銃などを装備しておらず、ギリギリの接近戦の繰り返し。撃ち合わなくとも充分にハラハラさせられます。


■『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』

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実写に負けない迫力


2位は森博嗣原作のアニメーション映画。今の時代「アニメだからなんでも再現できる」「実写だからやれることは限られている」なんてことは全くありません。しかし、アニメだからこその良さというは確実にあるでしょう。

本作のドッグファイトもその一つかもしれません。オープニングのタメツメの効いたスピード感ある迫力のやりとり、ラストのバトルは見応え十分です。空中シーンに相当力を注いだことが伝わってきます。


■『ナイト・オブ・ザ・スカイ』

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近年には珍しいドッグファイトを扱った本物志向の作品


フランス版『トップガン』との呼び名も高い2005年公開のフランス映画。まるで操縦席に座っているかのような臨場感が味わえる本作冒頭のドッグファイト・シーンは美しいの一言。徹底的に実写にこだわり、ほぼCGなしで撮影された空中シーンの迫力は文字通り本物です。


[via Sploid

中川真知子

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