悪友たちによる、愛のある壮大なイタズラ決行!
海外では、結婚前に男友達らが開いてくれるバチェラー・パーティーというものがあります。大体は新郎が浴びるように酒を飲まされて、ストリッパーを自宅に呼んだり、バーをハシゴしたりして、翌朝は重度の二日酔い...というのがお決まりのパターン。
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しかし、デイナ・セイントさんの友人たちは一味違いました。シルベスター・スタローン主演映画『ランボー』をテーマに開催したとあり、とんでもなくクレイジーな1日が始まったのです。
それは一体どんなものなのか? 22分半と長い動画ですが、その様子をさっそくご覧ください。
「Sploid」で紹介されていたこの『ランボー・デイ』動画は、2014年6月26日に計画が実行された様子を収めたものです。
デイナさんと友人たちは子供の頃からつるんで、VHSテープに自主制作映画を撮って遊んでいたのだそうです。それはオリジナル・キャラクターの「コーンフレーク男」や『モータルコンバット』のパロディー、ギャング映画にニンジャ映画などなど。とにかくバイオレンスなものを好んで作っていたのだとか。
大人になって映像制作の仕事に就いたデイナさんですが、昔から取り憑かれたように好きだったのが『ランボー』。なので結婚前の特別な日は、ただ呑んだくれるだけではなく、実際にデイナさんに『ランボー』に成り切ってもらい、リテイクなしの一発撮りでフィルムに収めようというドッキリ企画となったのです。
ランボーを探せ!
友人たちは映画のシーンを忠実に再現しなくてはいけませんが、デイナさんはもうストーリーの全てを把握しており、友人たちがやろうとしていることを素早く理解。そしてすぐさまランボーのコスプレをしてランボーらしく振る舞います。
ランボー出撃
ちなみに保安官たちが乗っているパトカーは、各方面から断られまくった後に、ジェリーお爺ちゃんに借りたもの(後にタイヤが燃えるなどのアクシデントに襲われるのはご愛嬌)。
次はGPSからの指示でデイナさんを目的地に辿り着かせ、川の向こうに捕らわれている仲間たちを救出します。そしてロケット花火でベトナム兵に攻撃を仕掛けるランボー。
ダーイ! マザーファッカーズ!
支給された爆弾などの中には、ポットに入ったウィスキーなどが有り、森の中で拷問されている捕虜(はるばる他の州から、このために飛んできた旧友)を助けたり、昨日は上手く動いた手造りバズーカがジャムったりしながらも、牢屋にオモチャのC4爆弾を仕掛けます。
しかし牢屋の下に埋められた爆発物は、プロが作った本物! 映画さながらに大爆発します。
映画さながらの爆発!
さらに2作目『ランボー/怒りの脱出』のヒロインだったコー・バオを救出し(でもすぐ殺され)、最後には実の父親がアメリカ合衆国大統領から預かったという、新しいミッションを授けます。
サミュエル・トラウトマン大佐...の代役にビックリ
トップ・シークレットの中身は、パーティーの案内だったのでしょうか。主役に祭り立てられたデイナさんをはじめ、数週間前からずっと計画を練っていた友人たちにも、一生涯忘れられない一大イベントとなりました。
幼稚園時代からの同級生も、近年になって知り合った友人たちも、一丸となってデイナさんに仕掛けたこの壮大なドッキリ...大成功に終わってホントに良かったですね!
Kick ass friends recreated all of Rambo for kick ass bachelor party[Sploid]
(岡本玄介)
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