そんなに上手くいくわけないよねー。
医療チームが「ラザラス」というコードネームの血清で、死んだ犬やら人やらを生き返らせ、自然の摂理に反したらやっぱりホラーな展開に! な映画、『ラザラス・エフェクト』。
アメリカでは2月27日に公開を控えたこちらの作品、悪魔系ホラーな展開を垣間みる事が出来るトレーラーが公開されました。
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タイトルにも入っている「ラザラス」は、キリスト教に登場する人物の1人の名前「Lazarus=ラザロ」と同じであり、死後4日たった日にキリストの一言で墓から復活した人物。
そのため、蘇りを意味する言葉としても使用されているそうで、トレーラーを見てもわかる通り映画の内容もまさに「黄泉返り」。
血清で死んだものが生き返るという大発見? 大発明? ですが、やっぱりそういうのっていいこと起こらないですよね。
医療チームの1人であり、実験中の事故死により恋人に血清を打たれるはめになる主人公ゾーイ。彼女を演じるのは、日本でもヒットを飛ばした海外ドラマ『The O.C.』でアレックス・ケリー役を務めた過去をもつオリヴィア・ワイルド。
「ラザラス」によって生き返ったゾーイは凶暴化し、チームの人間を苦しめ追いつめていくシーンが映像でも見られました。しかも、白目がなくなっちゃう風貌を見ると、どうやら悪魔的な何か乗り移ってるかの様な振る舞いをしていますよね。
そして、生き返った犬も確かに穏やかではない感じが。「ラザラス」で復活した生き物は、もれなく凶暴化するのか、それとも主人公ゾーイだけが死の淵から悪魔をつれてかえって来たと言う事なのか...物語の核心が見えないモヤモヤ感。
冒頭の悪夢、焼却炉で何かが焼かれるシーンも印象的で、非常に悪魔っぽさがありますよね。
もう完全に悪い事が起こるのを物語ってますし、そもそも血清「ラザラス」は何から作られているのかとか、本当に悪魔が乗り移る系なのか、それとも実はやっぱり生き返った際に脳に異常をきたしての幻覚やらゾンビ的なものなのか。予告だけでも色々想像が膨らむばかりです。
ちなみにデヴィッド・ゲルブ監督の名を有名にした作品と言えば、すきやばし次郎の店主と息子たちを追ったドキュメンタリー映画『二郎は鮨の夢を見る』。日本の老舗寿司店のドキュメンタリーで好評価を得た監督の作るホラー映画、いったいどんな展開が待ち受けているのでしょうか。
まぁ、1つ言えることはやっぱり、自然の流れを覆すのは危険っていうことは確実です。
THE LAZARUS EFFECT Trailer #1 (2015) Olivia Wilde Horror Movie HD[YouTube]
(イチカ)
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