足りないからこそ美しい。
ラトビアはダウガフピルス出身のモデル兼アーティスト、Viktoria Modesta(ヴィクトリア・モデスタ)さんの新曲「Prototype」のMVが公開されました。義足で歌うその姿には、何か魔力めいたものを感じてしまいます。
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ヴィクトリアの強烈なキャラクターが多くの人に影響を与え、自ら足を切断する者まで出てきている。強烈過ぎるキャラクターはやがて危険視される...とかそんな感じのMVかなと。義足が針のように突き刺さるダンスは相当のインパクトですね、ビクっとなる。プロトタイプ(原型)という曲名もうまいというか深いというか。
義足×モデルという図式は珍しくなく、国内外を問わずフェティッシュな嗜好としていちジャンルを築いています。義足にフューチャーした写真集もいくつか存在し、最近でも恵比寿のTRAUMARIS|SPACEで義足モデルによる展覧会が催されていますよ。
あるべきものが無いという齟齬、機械と肉体、サイボーグ的なカッコ良さ。多様な受け取り方の一つに、美しいというのも確かにある気がします。性的錯綜とはかくもデリケートなもの、だから惹かれるのかもしれない。
Prototype | Channel 4[YouTube]
(ヤマダユウス型)
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