『ポケモン』の作中に登場するアイテムの中でも、モンスターボールなどはひとによって作られたものですが、中にはポケモンそのものから採られたアイテムもあります。でも、そこにはそのアイテムを取るためにひどい目にあっているポケモンたちがいるのです...。
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「買うのを止めることで、殺すのも止めることができます」なんて書かれ、まるで毛皮その他の動物の体から採られた製品の裏にはひどい目にあっている動物たちがいる、というような実際の動物愛護ポスターのポケモン版かのような作品をご覧に入れましょう。
これらはPixivユーザーのA舎長さんの作品です。なんだかこれを見ていると、アイテムを買ったり入手するのに罪悪感を感じそう...。
「しあわせタマゴ」:ラッキーから手に入る、戦闘後の経験値取得量が50%増えるアイテムです。
「おいしいシッポ」
食材として「~アズール湾産 ヤドンのしっぽのブラショーレ エクストラバージン オレンオイルをぬりたくった オカルト少女を不安げにみつめていたゴースの ウタンのみフリッジをそえ忘れて~」などにも使われるヤドンの尻尾。都合のいいことにヤドンは尻尾に噛み付かれても、千切れても、痛みに鈍感なため気づかないこともあり、
また生えてくるという設定。ということはきっとヤドンを狭い場所に閉じ込めて、劣悪な環境で育てて尻尾を切り取り販売する業者なんかもいるはず...
「ハートのウロコ」
これをトレードして、ポケモンに忘れた技を再度教えることができます。きっとそのために殺されたラブカスもたくさんいることでしょう。
strong>「おうじゃのしるし」
ニョロゾから獲れ、ヤドンをヤドキングに進化させることができます。
「でんきだま」
ピカチュウから獲れ、ピカチュウに持たせると攻撃力が倍になります。
よく考えてみると、これらのアイテムを手に入れるにはポケモンを倒さなかったりするんですよね。だからそれらを購入するときには、きっと業者がそのアイテムを沢山仕入れるために犠牲になったポケモン達がたくさん存在するということです。いやはや、なんとも恐ろしい話です。
もっとA舎長さんの作品が見たい方はPixivページからどうぞ。
(abcxyz)
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