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先日、ヨーロッパ版『ゴジラ』ポスターを紹介しましたが、今回はフランス版カルトSFやホラー映画のポスターをご覧頂きたいと思います。
アメリカや日本のものとは異なるサイケデリックでアートがかったものが多いですよ。
ポスターのタイトルは左から以下の通り。
■『The Mysterious Island』 1929年 (via Benito Movie Poster)
■『キングコング』 1933年 (via Heritage Auctions)
■『It Came from Outer Space』1953年 印刷は1960年代初頭 (via Heritage Auctions)
■『大アマゾンの半魚人』1955年 (via Heritage Auctions)
■『怪獣王ゴジラ』(1956年) デザイン:A. パーセル (ia Astounding Beyond Belief)
■『世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す』1956年 (via Mean Sheets)
■『The Land Unknown』1957年 (via Mean Sheets)
■『Quatermass II: Enemy from Space』1957年 (via Heritage Auctions)
■『地獄へつゞく部屋』 (1959年 (via Heritage Auctions)
■『顔のない眼』 1960年 (via Heritage Auctions)
■『吸血狼男』1961年 (via Heritage Auctions)
■『Dinosaurus!』1961年 (via Heritage Auctions)
■『月世界最初の人間』1964年 (via Heritage Auctions)
■『Superman Le Diabolique』1967年 (via Mean Sheets)
■『猿の惑星』1968年 (via Heritage Auctions)
■『続・猿の惑星』1970年 (via Heritage Auctions)
■『時計じかけのオレンジ』1971年 (via Heritage Auctions)
■『スリーパー』1974年 (via Heritage Auctions)
■『ローラーボール』1975年 (via Heritage Auctions)
■『Futureworld』1976年 (via Heritage Auctions)
■『ストーカー』1981年 デザイン:ジーン・ミシェル・フォロン (via Mean Sheets)
『キングコング』はヨダレの描写が必要だったのかどうか不明ですが、きっと凶暴性を表現する上では欠かせないアイテムなのでしょう。『猿の惑星』は背景に人間と猿の関係が具体的に描かれているので、アメリカ版や日本版のポスターよりも観客の興味をひきそうですね。
『時計仕掛けのオレンジ』も、本国のものより刺激的。おっぱいや暴力描写を描くのは、ヨーロッパならではという気がします。また、背景に黒を選んでいるからか、キツい印象に見えます。そしてウッディ・アレンの『スリーパー』、もの凄く淡白な作りが何とも言えません。投げやりな感じがしますが、このポスターを担当した人なりのウッディへの愛なのでしょう。
『Futureworld』は女性のおっぱいが剥き出しに描かれているのが性に開放的と言われているヨーロッパらしいですね。
Mind-Bending French Posters For Cult Scifi And Horror Movies[via io9]
(中川真知子)
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