ポケモンは現実には存在しないと気づいた少年のお話


ポケモンがパチもんってどういうことよ、サンタさん助けて!

サンタクロースが存在しないことに衝撃を受けて悲しむ子どもたちは世の中に沢山います。でも、『ポケモン』が存在しない事に悲しむ子どもたちだって沢山いることでしょう。そんな子どもたちの中には、藁にもすがる思いでサンタクロースに助けを求める子もいるようです。

ポケモンが大好きなキンネルくんがサンタさんに宛てた手紙を読んでみましょう。涙ちょちょぎれてもしりませんよ。
 


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サンタにむけた手紙

キンネルくんのお手紙

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サンタさんへ。どうやったらポケモンがほんとうになるか、アドバイスをください。なんでそんなおねがいをするのかというと、ポケモンにむちゅうだからです。いいこたえをおねがいします。おへんじまってます。

キンネルより


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キンネル君のお父さん、ケヴィン・ファニングさんによってツイートされた、キンネルくんがサンタさんへ宛てた手紙でした。


My son has been sobbing every day about Pokemon not being real http://t.co/jULuVOialK

— Kevvifer Lawrence (@kfan) 2014, 1月 31
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どうやらそのツイートによれば「息子は、ポケモンが現実に居ないからって毎日泣いている」そうです。これはかわいそうになってきますね。『ヒックとドラゴン』のドラゴンを作って欲しいと願った少女も真実を知ったら悲しんでしまうのでしょうかね。

米Kotakuとのメールのやり取りでファニングさんは、キンネルくんは「自分が10歳になった時に本物のポケモンを持つだけの責任感を持った子供になることを夢見ている」と記しています。

ポケモンが実在しないという事に関しては「きっといろんな視点から考えた時に、『待てよ、10歳でポケモンを持っている人なんて知らないぞ、ポケモンを現実世界で見たことなんて一度もない、オーマイゴッド、ポケモンは本物じゃないんだ』と気付き、以来泣き始めたんです」とのこと。

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子どもと、サンタさんやイースターバニー、神、死、正義、とかいった事について、ちゃんと話さないといけない日が必ずやってきますし、親としてはそれに向けた準備がないといけません。でも今回の事は私と妻にとってどうすればいいかわかりませんでした。

こんな話になろうとは思っていませんでしたし、今でもどうすればいいかわかりません。サンタに手紙を書くというのは息子が思いついたアイデアで、私たちはそれを後押ししたかたちですが、サンタがもしこの手紙に返事を書くとすればいったい何を書くだろうか、私たちにはさっぱりわかりません


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ポケモンはほんものになるのですか?

どう真実を伝えるべきなのか


キンネルくん視点で考えても、親の視点で考えても泣ける話です。

「ポケモンについて、もっと別の方法で息子と話すことができればと思います。息子の書いた手紙を公開することで皆さんにアイデアを貰えたら」とファニングさん。

米コメント欄では「ネコを飼って、本物のトレーナー体験をさせるんだ」、「ポケモンっぽい動物を飼うんだ、タチヨタカとか」、「子供がすでにポケモンは現実に居ないって認識してるんだから、子どもたちを楽しませるために作られたフィクションだって真実を伝えるんだ」、「ああ、アニメとかJRPGの女の子が本物ならな...」なんていうコメントがみられました。

ポケモンがいないほうが世のため人のためだと科学的な説明を交えて伝えるのもいい方法だと思いますが、コタク・ジャパン読者の皆様ならどうキンネルくんに伝えますか?


Little Kid Is Upset Pokemon Aren't Real, Writes To Santa For Advice[via Kotaku]

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2014/02/little_kid_is_really_upset_pokemon.html