珍プレイ・好プレイが大炸裂しまくります。
海外のフォーラムサイト「Reddit」に立ったスレッドで、1985年から世界を股にかけて活躍していた、元プロの卓球プレイヤーであるジャン=ミッシェル・セイブ選手の試合が、歴史に残る一戦ではないかと評判になっています。
両親ともに名だたる卓球選手だったという、ベルギーが生んだ卓球界のサラブレッドが魅せる妙技が...意外にも抱腹絶倒です。
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御年44歳が、スポンサーの看板すら壊してしまうはしゃぎっぷり。
これは今月、台湾の高雄市で開かれたエキシビション・マッチ。招待選手であるセイブ元選手と、同じく相手の荘 智淵(ジュアン・ジー・ユアン)選手は、試合開始直後はマジメにレベルの高い卓球をしていたものの...あっという間におフザケ試合に!
セイブ元選手は試合の最中だというに、ユーモアなパフォーマンスで会場の雰囲気を完全に自分のモノにしています。荘選手も調子を合わせてきて、会場のお客さんも思わずリラックスしながら、次に何をしてくれるのか? という空気になってしまっていますね。
途中から玉を2つにしてみたり、ヘディングを取り入れたりと、イイ大人が真面目な試合で大暴れ。審判や得点係の人たちが苦笑いで肝を焼いている様子がまたなんとも言えません。
昔から卓球は地味で暗いというイメージで見られがちですが、これほど腹を抱えて笑える試合なら、いつでも観戦したいですね。
現在は引退されているものの、現役当時は「ベルギーの虎」、「両翼を持った獅子」といったニックネームで呼ばれていた、攻めに攻めまくるプレイに定評があったいうセイブ元選手。確かにまともな打ち合いとなると、まだまだキレッキレのラリーになったりしますし、台より遠く離れた場外からのコントロールもさすがですよね。
今回ご紹介しました動画は、実はダイジェスト版だったりするんです。ノーカット版は35分超ありますが、本当はそっちをオススメしたいところ。時間のある方はぜひともソチラをどうぞ。
試合をしている本人たちが楽しんでいるからこそ、観ているほうも楽しさが伝わってくるのですが...何度も繰り返して再生したくなるほど愉快は試合なんて珍しいですよね。
セイブ元選手、例えすでに現役を退いていたとしても、これからもこんなエンターテイメント性の高いピンポンで、世界を笑わせていただきたいものです。
(岡本玄介)
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