アーミー部隊みんながゴルゴ並みの狙撃手になれます。
以前にご紹介しました記事、「新作FPSのCMかと思ったら......本物のライフル銃のCMだった件」で取り上げた、170万円もするLinux内蔵の自動照準機能付きライフル銃「PGF」。
FPSゲームのようなインターフェイスを持ち、iPadと連携できるだけでなく、マークした標的との距離や動きなどを瞬時に計算し、狙撃が成功するかどうかまでアシストしてくれる、超絶にゲームライクな本物のライフルでしたよね。
そして今、さすがにアメリカ軍もこのテクノロジーに注目し始めたようで、現在いろいろとテストをしている最中だという情報です。
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「PGF」を製造しているTrackingPoint社が、オンライン・マガジンのMotherboardにコメントした内容によりますと、アメリカ軍は現在このライフルを「評価を出すために査定中」という段階なのだそうです。
なのでまだまだ、TrackingPoint社が軍隊と契約したですとか、採用を決定したですとか、全然そこまで行っていないのですが...もしこれが採用されちゃったりしたら、どんな天候や状況下においても、狙ったターゲットを自動追尾して、ゼッタイに仕留める銃火器を手にすることになります。
きっとマシンガンをブっ放す軍ロボットと合体させたりすれば、危険な戦場や事件現場ではとても頼れる武器となるのでしょうが、悪い人たちが手にしたらもう『ロボコップ』か『ダークナイト』みたいな世界になってしまいますね。
こりゃー、ゲーム・デザイナーさんたちも全く新しいFPSを開発しないと、最先端のグラフィックである最近のテレビゲームも、あっという間に時代遅れになりかねませんね。
The US Army Is Now Field-Testing Smart Rifles [motherboard via Kotaku]
(岡本玄介)
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