以前、ピクサーのランプの再現を紹介しましたが、ドイツにも「生きているように動くライト」を作った人がいるそうです。
io9によると、このテクノロジーとバイオロジーを掛け合わせたようなライトを作ったのは、ドイツ人デザイナーのボブ・デ・グラーフさん。彼はピクサーの『ウォーリー』が大好きだそうで、このライトの動きやデザインにもウォーリーっぽさが感じられます。
それでは、以下からランプが実際に動いている動画をご覧下さい。
【大きな画像や動画はこちら】
このライトは、Species of Illuminationと呼ばれるプロジェクトのもの。グラーフさんは、以下のように語っています。
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私のインスピレーションは主に自然から来ているのです。自然界では、どんな時でも全てが動いています。動作が速いものもあれば遅いものもある。完全に固定されているものはありません。
私のライトは生き物のようなオブジェクトだと思います。私は、現時点では、彼らが生き物ではないと理解していますが、その境界線は段々とぼやけてくるのではないかと考えています。
私は、ピクサーの『ウォーリー』の大ファンなんです。彼らは、ロボットが可愛い存在になれるのだということを世に知らしめました。それは凄いことです。私のSpecies of Illuminationも、驚きと喜びを与えるようなものにしたいと思っています。ランプとのふれ合いや、予想出来ない動きを楽しんでほしいのです。
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また、We Heartのインタビューによると、「Wallace」と名付けられたライトは、部屋の暗い部分を探して移動しては明るく照らし、照らし終わると、また次の暗闇を求めて移動するのだとか。また、ソーラー発電の「Darwin」は、日中、日光を求めてバッテリーを充電し、夜になると人の動きに合わせて照らそうとするそうです。
可愛いだけでなく、非常に便利ですね。全てのライトがこうだったら、「誰もいない家に帰って電気を付ける瞬間が寂しい」なんて言う人もいなくなりそうです。
[via io9]
(中川真知子)
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