ギレルモ・デル・トロ監督の幼少期の悪夢が元となったショートフィルム『SHHH...』


子供の想像力は、時に恐ろしいモンスターを生み出します。誰でも幼い頃に家の中にモンスターが潜んでいるのではないか、夜中になると洗面所の鏡に何か映るのではないかと想像して、無駄に怯えたりしたことがあるのではないでしょうか? 

あの、奇才ギレルモ・デル・トロ監督もそう。彼は幼い頃、自分が夢だと自覚している世界の中でモンスターに遭遇しており、恐ろしかったとBBC Film 2010のインタビューで話したことがあります。

そんなデル・トロ監督の悪夢にインスパイアされた人たちが、ショートフィルムを製作しました。子供の悪夢を映像化した『Shhh...』は、大人が見ても恐怖を感じる完成度なのです。

それでは、以下から動画と詳細をご覧下さい。
 


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そして、次の動画の冒頭でギレルモ・デル・トロ監督が語っているのが、この『Shhh...』の元になったストーリーです。



ベビーベッドで寝ている頃から、明晰夢でモンスターを見ていたというギレルモ・デル・トロ監督。最初は恐ろしさのあまりにベビーベッドでお漏らしをしていたそうですが、トイレにも行けない程恐れてはいられないので、モンスターの対処法を考えたのだとか。そして、最終的にはモンスターを愛し、親しくなったというのです。

この明晰夢を、ギレルモ監督が映像化すると『パンズ・ラビリンス』に、シャーヴィン・ショギアン氏とフレディ・シャヴェッツ氏だと『Shhh...』になるようですね。

それにしても、この映像化されたモンスターが自分の夢の中に現れたら、どれほど恐ろしいでしょうか...。


Shhh... [via Geek Art Gallery via io9

中川真知子

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