これに2本脚が生えると、「ED209」になるのかもしれません。
これまで戦争を題材にしたミリタリー・ゲームに登場する軍事ロボット兵器というのは、近い将来のもの、または遥か未来の技術だと誰もが考えていたのではないでしょうか。
ですがもう、そんな空想は終わりを告げようとしているのかもしれません。現実の戦場には、今回の動画でご覧いただくようなロボットたちが活躍しようと待ち構えている段階に来ているのです。
それが一体どんなものなのか? マシンガンや対戦車砲をブっ放したり、人間の後を自動で追いかける荷物運搬車など、未来を感じるロボット軍団のお披露目です!
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四足歩行ロボットの、後ろ姿がちょっとカワイかったり。
この動画は、軍需企業の数社が集まり、アメリカ軍にデモンストレーションした現場をリポートしたもの。なんだかスターク・インダストリーズ社を代表して、トニーがジェリコをお披露目した時のようですよね。
場所はスナイパー・スクールが置かれ、特殊作戦ユニットが在籍するジョージア州のフォート・ベニング。この訓練場では、ロボットの1台が山に向かってMG-240マシンガンをブっ放しているシーンなども登場しますが...鎖に繋がれているのがご確認いただけましたか?
コレはなんと、万が一そのロボットが勝手に暴れだした時に、アッチコッチに行ってしまわないようにするためのモノなんですって。動画内でお判りのように、普段は人の手によってコントロールされるのですが、ホントに万が一のための処置として、こうして鎖につなぐという...なかなか物騒な感じになっています。
もう人間が戦場に居なくても、遠く離れた場所から『コールオブデューティー』よろしく戦争ができる時代。『Motherboard』が伝えているように、世間では殺戮ロボット兵器に反対するキャンペーンなども行われているんです。
一応、マシンガンやグレネードを撃つにしても人間がいつどこに向けて撃つのかを判断/操作しなければいけないので、完全に無人でロボットを動かすような事はないようですが、スカイネットや他国の電子軍に乗っ取られて、モヒカン&バギーな時代が到来しないことを祈りたいですね...。
銃火器さえ積んでいなければ、無人で走るゴルフカートみたいな平和的利用方法もあるのですけど、ロボットも色々ですねぇ。
Robots with machine guns: U.S. Army sees latest gear[ComputerWorld via Kotaku]
(岡本玄介)
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