ファミコンで『Windows XP』が操作できるなんて...どゆこと?
1983年にリリースされた「ファミリーコンピュータ」に、今となっては古いOSとなってしまった、2001年リリースの『Windows XP』をゲームソフトとして走らせるだなんて、こんな規格外に超変化球なレトロゲーム、今まであったでしょうか!?
これはエイプリル・フールのネタでもなんでもなく、実際に存在するゲーム...というかOS? どっちでもあり、またどっちでもないようなヘンな感じです。
以下では画面のスクリーンショットと、カセットそのものの写真をご用意しました。このトンでもないマッシュ・アップにニヤリとしてみましょう。どうぞ!
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タッチスクリーンで『Windows 8』が触れる時代にファミコンでXPだなんて、パラレルワールドに迷い込んでしまったかのような意味不明さですが、なんとこのOS(と呼んで良いものか?)は海賊版として作られたゲームソフトなのだそうです。
一応、起動するときにはパスワードを入力でき、立ち上がる時のメモリーテスト画面やよくある感じのデスクトップを再現しているだけでなく、電卓での計算や『テトリス』っぽいゲームに『ボンバーマン』っぽいゲーム、そしてたぶん『倉庫番』っぽいゲームも楽しめるようです。
画面上にはOutlook ExpressやInternet Explorerのアイコンなどが並んでいますが、さすがに使えないようです。しかし、カミナリマークのWinampは、もしかしたら何か音楽を演奏してくれるかもしれません。
このカセットは執筆時現在、ebayにて89ドルで売りに出ています。まだ押入れにファミコン本体をお持ちであれば、ネタとして最高の一本ではないでしょうか?
NES Famicom Nintendo "SUPER GREAT FAMICOM ROM WINDOW XP" [eBay, via GameSniped via Kotaku]
(岡本玄介)
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(ID:1921946)
アイコンだけで画面がほぼ占拠されてるw しかし、なんか愛嬌があってイイ!