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ちょっと仕組みが恐い『Oculus Rift』の対抗馬『Virtual Retinal Display』

2013/10/19 15:30 投稿

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ちょっと仕組みが恐い『Oculus Rift』の対抗馬『Virtual Retinal Display』


目に直接映像を照射っ!

なんだか映画版『ファイナルファンタジー』で見たことあるようなこのバイザーは、『Virtual Retinal Display』と呼ばれるもの。なんだ、Oculus Riftみたいなバーチャルヘッドセットか、と思った方は多いかもしれませんが、これが只者ではないんです。

Oculus Riftでは、左右の目の前にそれぞれ小さなスクリーンがあるだけですが、Virtual Retinal Displayでは、目ン玉に直接光を照射して、まるで普段現実に私たちが物を見るのと同じように光を認識させるんです。

うひゃー、それってなんだか凄そうですが、どれだけ凄いの? そして目に危険はないの? Cnetが、Virtual Retinal Displayを作っているAvegant社のCEO、エド・タンさんにインタビューし、試作機を試していますので、早速動画を見てみましょう。
 


【大きな画像や動画はこちら】

 


自然に目に見える物体は、自らが光っているわけではなく、光がその物体に反射したものが目に入ってきて、認識されます。Virtural Retinal Displayでは、光を直接目に照射することで、普通に人が物を見る時のような、自然なものの見え方を再現しているんだそう。

LCDのように、自ら光を発するスクリーンと比較して、より自然で美しく「LCDとは別次元」、「テレビを見るのと窓の外を見るのとの違いくらい違う」、ピクセルも見えないハイクオリティーな映像を見ることができるとのこと。

また、レーザーを照射しているわけではなく、低出力の光源を使っているため、目にも危険はないそうです。LCDと比べ、目にとって快適(comfortable)なため、1日中でも見ていられるとか。

Avegant社は、主にゲーム向けのOculus Riftとは違い、エンターテイメント全般向けに売り込んでいくようです。2014年初めには、より消費者向けに近いVirtual Retinal Displayのプロトタイプを出せるようにしたいとのことです。


Avegant's Virtual Retinal Display prototype takes Oculus Rift-style immersion to the next level[CNET, via technabob via Kotaku

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