「私は浄化の炎だ。私こそが火である」
バイオレンスなゲームとしての側面が大きい『グランド・セフト・オート V』ですが、意図的に連続殺人を起こすのはいかがなモノでしょうか...?
二人のアーティストがハッキリとした目的を持ち、コスチュームを着て行うある種の芸術活動だとしており、冷静にゲーム内殺人を記録しているんですって。
トップ画像に書かれた一文は、カレらが自分たちをこう呼んでいる、意味深なメッセージです。以下でもう少しこの目的を考えてみましょう。
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タンブラーにまとめられた殺人の記録では、トップ画像のビキニのおばさん(娼婦?)だけでなく、痩せこけた黒人男性を殺した後に火を放ち、チャラい雰囲気の男性を目抜き通りでパンツ丸出しにさせ、山でハイキング中の女性を血の海に沈めているような写真が並んでいます。
しかしこうした連続殺人...犯人には目的がハッキリ有るようですが、私たちには一体何が目的なのか明かされていません。それは『GTA V』だから笑って済ませられるから、なのでしょうか? 殺人鬼がマスクを被っているからユニークなのでしょうか? それとも気が触れたような行動が出来るゲームだから、そうするのでしょうか? それともゲームが現代社会を皮肉っているのでしょうか?
冒頭で述べたように、犯行は二人組の「アーティスト」。彼らは、私たちに何かを考えさせようとしているのかもしれませんね。
しかし、タンブラーの最後には、ヴァージニア工科大学銃乱射事件の犯人である、在米韓国人チョ・スンヒ容疑者による犯行声明ビデオが掲載されています。それが悪意によるものなのか、銃社会への警鐘なのか、はたまた容疑者をオマージュ...もしくは信奉でもしているのか、サッパリ解りませんが...その動画があるだけで意味合いが、かなり社会的なものになってきます。
みなさんは、どう推理されますでしょうか?
GTAV serial killer [Tumblr via Kotaku]
(岡本玄介)
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