簡単にゲーム実況動画が作れる『ロイロゲームレコーダー』が公開:コタク・ジャパン・ブロマガ: コタク・ジャパンチャンネル(コタク・ジャパン)

「いいじゃないか！ただだし」

『ロイロスコープ2』などの動画編集ソフトを販売しているLoiLoから、ゲーム画面を録画できる『ロイロゲームレコーダー』が公開されました。

ゲーム実況動画は、ニコニコ動画やYouTubeなどでも人気コンテンツとなっていますが、ゲーム画面をキャプチャーして、さらに音声も同時に録音する必要があるため、なかなかハードルの高い作業でした。しかし、こちらは初心者でも手軽に、しかも負荷も少なく録画できるらしいとか。

早速その使用感を試してみましたよ！　続きよりどうぞ!!
　

【大きな画像や動画はこちら】

ロイロゲームレコーダーのインターフェース

録画は非常に簡単です。「録画するゲーム」を選んだら、録画ボタン、もしくは「F6」キーで録画開始。なお、サウンドオプションでは、自分の声を同時に入力して録音することもできます。ステレオミキサーなどの設定も不要なので、誰でも簡単にゲーム実況動画を作成できるというのがポイントですね。

実際にゲーム実況動画をキャプチャーして動画がコチラ。

いやぁ～......猫はいいですね。

と、キャラクター愛はさておき。録画中も安定しておりかなり快適に遊ぶことができました。マイク設定やステレオミキサーの設定をしなくて良いのも嬉しいですね。

なお、この6分38秒の録画でのファイルサイズは「2.67GB」。動画を録画するとなると、ファイルサイズはどうしても大きくなってしまいますが、それでもまだ小さめな方ではないでしょうか。

また、主にゲーム画面をキャプチャーする「DirectX／OpenGLモード」での録画では、純粋にゲーム画面だけを録画してくれます。つまり、「映り込みにより動画の撮り直し」の心配は要りません。逆に「Windowsモード」では、指定したウインドウ内を録画することも可能。こちらはブラウザゲームの実況などに活躍します。ただし、このモードでは手前にウインドウを置くとそれも映ってしまうので、要注意です。

そして気になるのが録画中のパソコンへの負荷。今回は『FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼアベンチマークキャラクター編』を使って、その負荷をチェックしてみました。キャプチャー設定は標準のまま。設定は「フレームレート30」、「品質80」です。

■録画ナシ 1280ｘ720（ノートPC）設定 11933 非常に快適

■録画アリ 1280ｘ720（ノートPC）設定 8820 非常に快適

録画によるスコアの減衰率は約26％となりました。CPUやグラフィックボードのスペックによって減衰率は左右されるので、全てが同じ結果になるとは言えませんが、参考値としてどうぞ。

ロイロゲームレコーダーでゲーム動画キャプチャー

誰でも簡単にゲーム実況動画を作成できる！

ゲームプレイ動画のキャプチャーソフトは、さまざまなものがありますが、これまでは有償のものが多かったので、お手軽なキャプチャーソフトが登場したというのは嬉しい限りですね。無料にもかかわらずロゴも挿入されませんし、「ゲーム実況動画を作りたい！」というニーズに対して、現段階ではかなり有効な選択肢となっているのではないでしょうか。

リクエストがあるとするとするならば、デスクトップの指定した領域をキャプチャーできるようになると、より一層便利になるかも？　また、YouTubeライブ配信へは対応予定のようですが、ニコ生配信にも対応してくれたら嬉しいな！

というわけで、無料でお手軽なゲームプレイ動画キャプチャー『ロイロゲームレコーダー』。興味が湧いた方は、ダウンロードして試してみてはいかがでしょうか。

［ロイロゲームレコーダー］
［Final Fantasy XIV 新生エオルゼア］

（小暮ひさのり）