ダーク&ミステリアスな雰囲気をそのままに...!!
Kotaku JAPAN読者の皆さんは、随分前に美術のお時間「70~80年代世代ならドンピシャ! 超絶リアルなギーク・アート」でご紹介しました、アーティストのデイヴ・ラポーザさんを覚えているでしょうか?
ギークなアニメ・キャラクターたちを、ハイパー・リアリズムで描ききった超絶技巧のCGペインターさんです。その彼が、実験的に挑戦した『スーパー・メトロイド』のファン・アニメーションが、なかなかドラマティックかつスリリングでお薦めです。
荒削りな絵柄で、実質1分チョイしかないトレイラーではありますが、ちゃんとブラッシュ・アップしてオフィシャルに制作して欲しいな、と思わせます。以下でどうぞ!
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ラポーザさん、動画における演出のセンスもあるんですね!
かつて海外では『スーパーマリオブラザーズ』も『ゼルダの伝説』もアニメ・シリーズで制作されましたが、『メトロイド』は子どもにはダーク過ぎたためか、アニメでシリーズ化はありませんでしたよ...ね?
フォトショップで描いたイラストを、編集しただけだというこのファン・アニメですが、むしろこのクオリティーだから良いって感じもします。静止したままの絵が画面上でゆっくりスライドするだけで、イカしたカメラワークになりますし、フォトショップならではのレイヤー毎に分けたパーツを動かしてアニメーションを作ったりと、アニメ創世記時代のような工夫が見られます。
もうね、ゴリゴリの3DCGは要りませんから、どこかのアニメ制作会社さん、ぜひとも『メトロイド』のアニメ化をお願いします!!
What Metroid: The Animated Series Would Look Like[Kotaku]
(岡本玄介)
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