なんという壮大なビール争奪戦......。
灼熱の砂漠の星では、のどの渇きをいやすにはビールが一番。なんといってもビール、ビールでしょ! というわけで、やたら気合の入ったファンフィルム『スター・ウォーズ/ダウンアンダー』は、孤独なジェダイ「マーヴ・ブッシュワッカー」が母なる星に帰還するところから幕を開けます。
謎めいた彼の任務は、琥珀色の液体でのどの渇きをいやすこと。しかし、彼の母星は、邪悪なジェダイ「ダース・ドロンゴ」によってビールを独占されていたのです......。
プロットに比べて、クオリティの高すぎる映像に驚かされる『スター・ウォーズ/ダウンアンダー』の予告編は、以下からご覧ください。
砂漠の惑星でビールを独占するなんて、こんな凶悪なジェダイ見たことないです!
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主人公のマーヴ・ブッシュワッカーは、いかにもルーク・スカイウォーカーのパロディという感じのする名前ですが、チューイー的役割のナゲット(妻がいるところもチューバッカと同じ)や、プロトコル・ドロイドのブルーウィとX4−VBなどなど、実に的を射たスター・ウォーズらしいキャラ設定になっています。
その他、反乱軍の存在や相棒となるバーコ、ビールを買い占める邪悪なジェダイのダース・ドロンゴ、多様なクリーチャーやキャラクター、様々の戦闘ドロイド、オリジナルのスペースファイターや宇宙船などなど、作り込まれた設定には、単なるパロディにおさまらない製作チームのこだわりが感じられます。詳しい設定は公式サイトにて公開されていますので、興味のある方はこちらもご参照ください。
予告編自体も期待を、いやがうえにも高める作りになっていますが、監督と視覚効果を担当したマイケル・コックスさんは、ディスカバリー・チャンネルやABCオーストラリアなど、プロの現場で実績を残すVFXアーティスト。余暇を利用して製作を進めたという『スター・ウォーズ/ダウンアンダー』ですが、その完成度の高さには納得せざるを得ません。
完成作品は約30分のショートフィルムなのだそうで、今から公開が楽しみです。できれば、ビールに対する渇望がマックスな夏の間に公開していただけると、観ているこちらも盛り上がるのですが......。
image via. Star Wars Downunder Australian Fan Film Michael Cox
Star Wars Downunder Trailer [Vimeo]
[Star Wars Downunder - An Australian Fan Film Directed by Michael Cox]
[michaelcoxgfx.com]
(キネコ)
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