『バック・トゥー・ザ・フューチャー』でおなじみのマイケル・J・フォックスが主演するドラマ『ザ・マイケル・J・フォックス・ショー(原題)』がアメリカで9月から放送が始まります。
今作は自身が闘病中であるパーキソン病をもネタにした、マイケル・J・フォックスの半自伝的なコメディ作品となるようです。それでは早速、予告編を御覧ください。
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パーキソン病の震えで電話をかけ間違って警察を呼んでしまう主人公の「マイク」
ニュースキャスターの仕事を辞めた「マイク」はその情熱を家族に過剰に注ぐ。
実は彼は放送中に震えが止まらなくなり椅子が揺れ、
画面の外に出てしまうという放送事故を起こし引退したのだった。
しかし、同僚の誘いを受け復帰を決意。それを聞いて家族は大喜び。
ケイ(番組プロデューサー)「何をしてるんですか?」
マイク「歩いてるんだよ」
マイク「車酔いかい?」
ケイ「大丈夫です」
マイク「僕には全く揺れてるように感じないよ」
司会者「まるで引退してなかったかのように絶好調ですね」
マイク「絶好調とは言えないかな」
マイケル・J・フォックスは『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズなどの映画で俳優として絶大な人気を獲得したものの、30歳の頃に手足のふるえなどの症状が出る原因不明の難病パーキソン病を発症。病と戦いながらドラマ等に出演を続け、2000年に俳優を引退。その後、パーキンソン病の研究助成する財団を設立。
さらに日本を含む世界中でベストセラーとなった、パーキソン病との闘病の記録を綴った自伝『ラッキー・マン』やその続編である『いつも上を向いて』を執筆するなど精力的に活動していました。
ドラマでの俳優活動を少しづつ再開した彼が、自分自身と重なるキャラクターを演じ、長年苦しんできたパーキソン病をもネタにコメディでついに主演に復帰、というのは大ファンとしては、笑いながらもなんだが凄く感動してしまいます。
これはぜひ日本でも放送して貰いたい作品。今まで彼の出演したドラマは基本的にケーブルテレビ等で放送、もしくはソフト化されているので、見られる可能性は高そうですが......ここは是非ともお願いしますね!
The Michael J. Fox Show Official Trailer - NBC[YouTube]
[『The Michael J Fox Show』公式サイト]
(傭兵ペンギン)
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