洞窟壁画の意外な真実が明らかに！
フランスの西南部モンティニャック村のラスコー洞窟や、キノコを持って走る人たちや全身にキノコを生やした化身の姿が描かれたサハラ砂漠のタッシリ岩絵など、1万年以上前から存在する洞窟絵には、どこか現実離れしたサイケなセンスを醸し出しています。
それもそのはず、ダメ絶対な葉っぱでトリップして見える絵そっくりなことが東大の調べで明らかになったのです。
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東京大学池上高志教授と池上ラボで去年までポスドクだったトム・フローズ（Tom Froese）さん（現メキシコ国立自治大学研究員）、現ポスドクのアレクサンダー・ウッドワード（Alexander Woodward）さんがAdaptive Behaviorに6月に発表した論文によりますと、4万年を超える歳月の間に残された壁画をつぶさに調べてゆくと、そこに看過できないパターンがあるのだそうな。
原始文明における麻薬使用に関する既存の調査では、精神活性作用をもつ様々な植物を大量摂取すると脳内に化学反応が起こり、脳の細胞構造によく似た「神経パターン（neural patterns）」が見えることがわかっています。これが俗に言う「チューリング不安定性（Turing instabilities、拡散に誘導された不安定性）」で、例えばこんなカタチ。
ぐるぐる巻きのラビリンスのような模様。これが何千マイルも離れた様々な洞窟に残っているのは単なる偶然ではなく、現代人が麻薬の幻覚症状の実験で見る模様そのものだったのです。原始人の共通点は想像以上というか、みんなハイになるのが好きだったんですね。
ご先祖様たちは、毎日レイブパーティならぬケイブパーティでも楽しんでいたのでしょうか？
洞窟壁画は我々の偉大なる先祖が麻薬でヨタって描いていたことが判明［GIZMODO］
（ロバーツ町田）
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