『ヘルボーイ』のギレルモ・デル・トロ監督が全力で創りだした怪獣vsロボット映画『パシフィック・リム』。今回はその劇中で「万病の薬(?)」として扱われる怪獣の内蔵の宣伝映像とそのレプリカをご紹介いたします。
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「破滅が迫っているからって、美しく健康でいられないわけではありません!」
怪獣解体現場
「独自の怪獣収穫&保管方法によって、ダイエット、若返り、がん治療(中略)に効果のある怪獣の内蔵、組織、体液を提供します!」
「我々の製品は100%本物で、毒性はありません」
「さぁ、もう待つ必要はありません! 苦しむのはやめて、人類絶滅前に最高の自分になりましょう!」
内臓を売る怪しい雰囲気の商人「ハンニバル・チョウ」を演じているのは、『ヘルボーイ』でお馴染みのロン・パールマン。彼に満面の笑みで勧められたら、とりあえず買うしかない。ちなみにブラックマーケットに店を構えているらしいので、あんまり表立って行われている商売ではないのかも。
『パシフィック・リム』の世界で怪獣からとれる内蔵や皮膚組織などは、(本当に効果があるのかどうかは別にして)薬のような扱いを受けているようです。怪獣とロボットだけでなく、そんなものが闊歩する世界で生きる人間達の生活にも、こういう設定が作られているのは面白いですよね。
そして今回、兄弟メディアのギズモードの編集部にその内臓のレプリカが到着したので、こちらもご紹介しておきます。なかなかにグロいので、ご注意ください。
異世界から来たにしては、意外にも我々がよく知るホルモンやモツ的な見た目で、焼いて食べたら美味しそうに見えるのは私だけ? コラーゲンもたくさん入っていそうなので、女性を中心に人気が広がるかもしれません。美容と健康に効果のある怪獣モツ鍋で女子力アップ! 自分たちで怪獣の内蔵を取りに行く「怪ガール」なんてものも登場するかも。
ちなみに、ギズモードの編集部には先日ご紹介したコミック版『パシフィック・リム』も到着。コミック版は映画の前日譚であり、細かな設定(イェーガー誕生秘話や核兵器が怪獣に使えない理由など)が語られています。全体的にネタバレっぽい内容も含まれているので、読むのは公開後にしたほうがいいかもしれませんが、ファンならとにかく一冊持っておくとよいでしょう!(私は電子版を買ったけど、印刷版も買おうか検討中)
怪獣の内臓にまで設定がつけられている映画『パシフィック・リム』は2013年8月9日(金)新宿ピカデリー 丸の内ピカデリー他 3D/2D 同時公開。劇場で大迫力のロボット対怪獣の大決戦を目撃しよう!
(c)2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC
[『パシフィック・リム』公式サイト]
国内はギズ独占! 映画『パシフィック・リム』のお宝グッズが届いたよ! なんかもうすごいこれ...[ギズモード・ジャパン]
(傭兵ペンギン)
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