今回の美術のお時間は、ドット・アートです!
時として、制限のある中でベストを尽くした作品ほど、完成度やレベルが高い場合ってあったりしますよね。画素数が少ないピクセルで、カクカクしたアートワークを作ったとしても、それが妙に味があってイカしている場合も当然あり!
と言うコトで本日ご覧いただきますのは、そんなドットで描かれた、おなじみのアメコミ・キャラクターたちです。
『バットマン』、『スーパーマン』だけでなく、『アベンジャーズ』のうち数名、さらには若き日の『ニック・フューリー』もおります。
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みんな首がなくて猫背気味かも...(笑)
どのキャラクターたちもが、圧倒的にディティールが足りないワケで、顔もなければ胸のロゴもなく、かなりミニマムに描かれていますよね。にも関わらず、ワタシたちには誰が誰なのか判ってしまうのは、キャラ・デザインが良いからなのでしょうか...それとも、このアーティストの腕前でしょうか? はたまた脳科学的に、脳ミソが不足分を補って脳内変換でもしてくれているのでしょうか?
これらのアート「ピクセル・スーパーヒーロー」は、トルコのイスタンブールにお住まいのアーティスト、エルキャン・アッカヤさんが描いたイラストです。
アタリ2600辺りのコンソールでは、これくらいのグラフィックが当たり前でしたので、オッサン世代には違和感がないかもしれませんね。
そんなレトロゲームっぽい感じで、これらのヒーローたちが世界の平和を救うモーションが観てみたいですね。『キャプテン・アメリカ』がヴィブラニウム・シールドをブン投げたり、『マイティ・ソー』がムジョルニアをブン投げたり、ロキがブッ飛ばされたりする姿はピョコピョコしていて、さぞや可愛いコトでしょう。
Pixel Superheroes[Ercan Akkaya via Kotaku]
(岡本玄介)
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