私が法だ!
荒廃した未来のアメリカを舞台に、陪審員、裁判官、そして刑の執行者でもある究極の法の番人「ジャッジ」の活躍を描く、イギリスのコミックを原作とした、SFアクション映画『ジャッジ・ドレッド』が2月16日に公開されます。
ちなみに、今作はシルベスター・スタローン主演の同名映画のリブート。果たして主人公のドレッドを演じるカール・アーバンは「男の教科書」スタローンを超えることができるのか...! それでは早速、以下より予告編を御覧ください。
今作の主人公は国家も消え去った未来のアメリカの超大都市「メガシティ・ワン」唯一の法の番人、「ジャッジ」であるドレッドと新人ジャッジのアンダーソン。そしてストーリーは彼らが悪名高きギャング、「ママ」一味に法の裁きを下すべく、「ママ」が支配する200階建てのビル「ピーチツリー」へと乗り込むが、ビルの出入り口を封鎖され、ビルの住人である7万5000人の犯罪者を相手にした死闘へと追い込まれる......というものになっています。
『2人vs7万5,000人』とか字面を見ているだけでも興奮しますよね。これだけの数の敵がいるのであれば、ノンストップのブチのめしアクションかなり期待できそうです。マシンガン搭載のバイクや音声認識で弾を切り替えるピストル、そしてヘルメットが超カッコイイ...!
前述のとおり、この『ジャッジ・ドレッド』の原作はイギリスの同名コミック。1977年に初登場して以来、コミック雑誌2000ADに35年にわたって連載の続く大人気シリーズ(『こち亀』とだいたい1年差ですね)。個人的な話ではありますが、最近原作を読み始め、すっかりファンになった私としては映画をきっかけに邦訳版コミックが出ることに密かに期待していたりします。
今作でドレッド役を演じるカール・アーバンは、スタローンに比べればその筋肉指数は低いものの(彼と筋肉を比べること自体が間違いなのかもしれませんが)、しっかりとした頼もしい体つき、ひん曲がった口など、原作のイメージに近いドレッドに仕上がっていると思います。劇場で彼の活躍を観るのが楽しみだ!
『ジャッジ・ドレッド』は2013年2月16日(土)より渋谷TOEI、新宿ミラノ2他、全国ロードショー。3Dでの上映も行われます。ジャッジメント・アクションは、ぜひ劇場で!
(c)Rena Films (PTY) Ltd. and Peach Tree Films Ltd.
(傭兵ペンギン)
関連記事