オカルト映画の名作『オーメン』がまさかのパチンコ化


実在のスターや新旧のアニメ・特撮・ビデオゲームなどなど、今やさまざまなジャンルのものがパチンコ/パチスロになっています。中には「これをパチンコにして誰が喜ぶんだろう」と首をかしげざるをえないものもありますが......。

さて、今回ご紹介しますのは「絶叫ホラーパチンコ」と銘打たれた『CRオーメン』という台。そう、あのオカルト映画の名作『オーメン』のパチンコ化なのDeath!

6月6日午前6時に生まれた子、ダミアン。無邪気な子供にしか見えない彼の頭には、ヨハネ黙示録に記された「獣の数字」=666の痣があった......ダミアンの周囲で起きる凄惨な事件、果たして彼はアンチキリストの「悪魔の子」なのか? というストーリーはたぶん多くの方が知っているでしょうし、有名版権であることは確かですが、しかしパチンコになったというとちょっと不思議な感じ。詳しくは続きで。
 

 
公式サイトのビジュアルなどを見る限り、今回のパチンコ化の直接の原作は1976年のオリジナル版『オーメン』ではなく、2006年のリメイク版のようです。さて、それでは肝心の演出まわりどんな感じなんでしょう?



......なんか『オーメン』というか『リング』などのJホラーっぽい始まり方のPVが不安を煽りますが、演出はやはりパチンコだけあってアッパー系デビルvs神父! 最後の審判! 鳴り響く鐘、パカパカ動く髑髏、グルグル回る「666」!(液晶演出ではなく実際に台のギミックとして動きます)......いやーこれは人類は終わってしまったな。

CGムービーも『オーメン』というより『北斗の拳』とか、楳図かずお先生のマンガっぽいテイストをPS2時代のホラーアクションの幕間ムービーで再現したような、なんていうかストレンジな感じになってますし、ダミアンが完全にバケモノ化してますが、しかし20世紀FOXのお墨付きなのですから、これもまた正しい『オーメン』なのです!

まあ「トラックの荷台から滑り落ちたガラス板でカメラマンが首チョンパ!」リーチとかはちょっとあまりにもアレですからね......と思ったら、リーチアクションにしっかり「カメラマン」、「神父(原作だと串刺し)」、「母(三輪車にけつまずいて落下)」、「乳母(自殺)」もあるそうなので、原作ファンもばっちりフォローDeath! いや、原作のように死んだりはしないでしょうが。

『CRオーメン』は現在、全国のホールで稼働中。

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絶叫ホラーパチンコ CRオーメン

(マコ小林)

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