小島さん「キャラ弁というかアート弁当だよね」
ファイナルファンタジーシリーズとメタルギアシリーズの25周年を記念した「究極のキャラ弁Project」。前回の記事ではPlayStation 3型のお弁当箱が完成したことをお伝えしました。そして今回はそのお弁当の「中身」が披露され、ゲームパブリッシャーの方にお渡しするキャラ弁贈呈式に行って来ました! イベントレポートと驚くほどハイクオリティなキャラクター弁当は以下でご紹介しますよー。
今回の「究極のキャラ弁Project」はプレイステーションは18年も経過したけど、プレイステーションを支えてくれた作品の中にはもっと長い歴史があり、そして今もなお、ファンに支持され続けてる作品があるから「これはお祝いをしなくちゃね」というのが、このプロジェクトを行った理由なんだとか。
今回、このお弁当を受け取るのはファイナルファンタジーなどでお馴染みの北瀬 佳範プロデューサー、そしてメタルギアシリーズから小島 秀夫さんとアートディレクターの新川 洋司さんです。
どうやらみなさんは「キャラ弁」を貰えるという事しか聞いていないようで、北瀬さんは「この業界に入って弁当と絡んだイベントは初めてですよ...」と楽しみにしている様子でした。
そして遂に、お弁当が登場! 崩れないように丁重に運ばれてきたお弁当はなにやらとてつもないオーラを感じました。なんだかこっちまでワクワクしてきちゃいましたよ。
風呂敷はオリジナルで製作され、箸置きもコントローラー型と細かい部分までこだわったお弁当箱でした。ここまで作っているとは...。そしてディスク挿入部分にはファンからのそれぞれの作品に対するメッセージカードが入っていましたよ。新川さんは「(この業界を)長いことやってたなぁ...と感じてます。これからも頑張って作品を作っていこうと思います!」とコメントしていました。
それでは中身の紹介です! まずは「ファイナルファンタジーのキャラ弁」。1段目は「FINAL FANTASY Vll」よりクラウド、ザックス、セフィロス! 髪の毛から服装まで本当に細かく作られてますよね。基本構成は卵白の薄焼きとハム、スライスチーズだそうです。2段目はチョコボとモーグリのお弁当で、色とりどりのマテリアは白玉団子を着色して作ったそうです。お弁当箱に入っている爪楊枝はなんと金で作っており「金のはり」をイメージしたとのこと。気合入り過ぎじゃないですかー!
次は「メタルギアのキャラ弁」をご紹介。こちらはオールドスネーク、ネイキッドスネーク、そして雷電の顔を再現。しっかりと立体的になっているのが驚きですよね。しかもこれ顔はマッシュポテト、それぞれの髪の毛は白髪ネギと大根で作られているとか...。開けた瞬間に開場では「おぉ!」と驚きの声が上がっていました。そして2段目はダンボールをイメージしたいなり寿司と、おかかを地面に見立てたフィールド風のお弁当でした。小島さんは「共食いですよ!(笑)勿体無くて食べれませんよ」と驚きのコメントをしていました。
正直取材に行った僕もここまでの出来とは本当に驚きでした...。これはキャラ弁という枠を超えちゃってますよねぇ。ファイナルファンタジーシリーズ、そしてメタルギアシリーズ25周年おめでとうございます! これからも最高のゲームを作ってくださいね。
[ SCE公式ブログ ]
(エドワード長谷)
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