人間のリベンジ、なるか。
日本将棋連盟会長の米⻑邦雄 永世棋聖とコンピュータ将棋「ボンクラーズ」、世紀の1戦が行われたのは今年の1月14日。この「第1回 将棋電王戦」はコンピュータ将棋「ボンクラーズ」が永世棋聖を破り、先手113手で勝利するという結末を迎えました。
しかし、我らがヒューマノイド陣営が負けを認めたわけではありません。そうなんです、来年の春に「第2回将棋電王戦」が開催されます。それも今度は5 vs 5のチーム戦! その発表会の模様を、続きからどうぞ!
3月23日・先鋒戦
18歳の若きエース、阿部光瑠 四段 vs 第22回世界コンピュータ将棋選手権5位『習甦』
3月30日・次鋒戦
ギリギリの勝負師、佐藤慎一 四段 vs 第22回世界コンピュータ将棋選手権4位『ponanza』
4月6日・中堅戦
「最短距離で終わらせていいですか」舩江恒平 五段 vs 第22回世界コンピュータ将棋選手権3位『ツツカナ』
4月13日・副将戦
攻め100%の昇天流、塚田泰明 九段 vs 第22回世界コンピュータ将棋選手権2位『Puella α』
4月20日・大将戦
孤高の戦術研究家、三浦弘行 八段 vs 第22回世界コンピュータ将棋選手権1位『GPS将棋』
ガチだ...ガチすぎる。A級棋士まで動員するとは...。
どの試合も午前10時にゴングが鳴ります。ルールは持ち時間が各4時間(1分未満切り捨て)、先手番は第1局が阿部光瑠 四段で、2局目以降は先手番・後手番が交替、対局場での使用電力は2800Wまで(対局場以外の外部との接続によるネットワーク使用は可)です。
また原宿のニコニコ本社で大盤解説が行われます。一般観覧も可能だそうですよ。
人類の知恵と発想力が勝つのか。「人間と違い、ミスをしない」コンピュータがその上を行くのか。この5試合、コンピューター社会の現代を生きる者として見逃せません。
将棋電王戦 2013 「5人のプロ棋士」VS「5つの最先端将棋対局ソフト」 [ニコニコチャンネル]
(武者良太)
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