アイアンマンになるための予算は1兆円以上必要なそうですよ!
イギリスの金融サービス会社「moneysupermarket.com」が、映画『アイアンマン3』に登場するアイアンマン・マーク42のスーツを元に、そのスーツを作るまでにかかった予算をインフォグラフィックとしてまとめています。それによると、アイアンマンになるためのコストはトータル100億8648万5千ドル、日本円で1兆円を超える予算が必要なようです。
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先月Kotaku JAPAN編集部にもやってきたアイアンマン・スーツですが、moneysupermarket.comが大真面目に計算したスーツ各部のコスト、例えばホログラフィックHUDを備えたヘルメットは5千410万ドル(約54億円)、肩にマウントされたアンチ・パーソネルガンが2基で40万ドル(約4000万円)、胸のアーク・リアクターは3千600万ドル(約36億円)......などなど。
やっぱり地球の平和を守るには、ハンパない財力が必要なようです。
各部システムの内訳は以下のような感じ。
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・アーク・リアクター(約36億円)
・ゴールドチタン合金製エクソスケルトン・スーツ(約15億円)
・マインドコントロール・アーマー(不明)
・リパルサー・ジェットパック(約14億円)
・コンピュータ・システムとヘルメット(HUD、約54億円)+(コンピュータ・システム、約1億円)
・銃とミサイル(リストマウント・ミサイルランチャー、約1億5千万円)+(ショルダー・マウントガン、約4千万円)
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面白いのが、原作のエクストリミスに当たるのではないかと噂の「マインドコントロール・アーマー」。あの画期的なマーク42の装着システムを計算しようとしてみたようですが.....どうやら技術が未来へ行きすぎていて計算不能だったようです。
他にも人工知能のJ.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)のサポートとHUDグラフィックでコントロールされるヘルメットは、2つの機能を合わせて55億円。そのほとんどがヘッドアップ・ディスプレイの値段で、ジャーヴィスのコスパが良すぎてビックリ。
他にも、エクソスケルトン・スーツが15億円とか、かなりお安いんじゃないかと思ったのですが、現実的なところでは銃とミサイルが比較的お手頃なお値段という感じでしょうか?
そして、各スーツごとの予算は、マーク1が0円.......これは仕方ないとして、「マーク2」が約80億円、「マーク3」が約119億円、「マーク4」が約120億円、「マーク5」が約400億円、「ウォーマシン」が約115億円、「マーク6」が約130億円、「マーク7」が約500億円。トータルで14億6400万ドル(約1460億円)とのこと。
さらに、『アイアンマン3』に出てくるマーク17、マーク33、マーク35、マーク38、マーク39、マーク40、そして我らが「マーク42」とアイアン・パトリオットを合わせたスーツの総額は、約7000億円などなど.......。さまざまに計算したアイアンマンになるための総コストが、約1兆90億円という計算になるようです。
沢山のスーツが登場する『アイアンマン3』ですが、そこにいたるまでのプロダクトや開発費もろもろ、総生産にかかる費用を考えると、概算をはるかに超えるコストが必要だと考えて間違いなさそうです。
※記事作成時のレートは、1ドル101.2円。便宜上、1ドル100円として計算(切り上げ、切り捨て)しています。
© Moneysupermarket.com Ltd 2013
[Via.The Cost of Being Iron Man 3 | MoneySupermarket.com]
「アイアンマン3」特別映像:アイアンマン・スーツ開発の裏側[Youtube]
(キネコ)
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