大人の社会科見学がお好きな皆さま!
ブラジル北部にある都市マナウス。アマゾンのジャングルも、そう遠くない場所に位置しているため観光客も多く、大変栄えた街なのだそうです。ここは工業的にも活動が盛んなのでしょうか? ちょっと前の話、ソニーはサンパウロでの記者会見にて、家庭用ゲーム機のプレイステーション3をブラジルでも組み立てると発表しました。
ユーザーからしたら何処で造られているのかなど、全く気にもならないニュースなのかもしれませんが...以下でご紹介します。工場内で撮影された動画をご覧いただけば、少しは興味をお持ちになるかもしれません。
3分ほどの動画ですが、どうぞ!
【大きな画像や動画はこちら】
ポルトガル語は解らなくとも、ヴィジュアルだけでおおよその流れは察するコトができますね。
ほとんどのプレステ3は、中国で製造されているそうなのですが...普段からプレステ3が組み立てられる様子など、ブラジルじゃなくったってそうそう見られるものではないので、なかなか興味深い映像ではないかと思われます。
しかし、どうしてこんな南米で...なのかと申しますと、ソニーはブラジルでのビデオゲーム産業の成長に投資するコミットメントの一環として、プレイステーション3の現地生産を決定したからなのだそうです。
ともあれ工場内で働く人たちは、若い労働者から中年の監督風の方々まで、仕事は真剣...でも根は明るくて良い人達に恵まれた環境といった雰囲気が感じられますね。
しかし、ワタシはかつてブラジルを訪れたコトがあるのですが、あそこは関税がバカ高くて、ゲーム・コンソールや電子機器の類は、軒並み日本の5倍近いプライシングとなっていたのが印象的だったのを憶えています。
ブラジルで組み立てられたプレステ3は、現地のブラジル人が買ったらどんなお値段になるのか、ちょっと気になってみたのですが...調べてみたら250GBモデルで1099USドルなのだとか。日本円で約111000円ですね。
『ゴッド・オブ・ウォー:アセンション』の特別パッケージも、同じく250GBで同じお値段なのだそうです。ブラジルの人たちにとってコレは高いのか安いのか? いや、やっぱ高いですよねぇ。
Sony inicia fabricação do PS3 em Manaus[YouTube via Kotaku]
(岡本玄介)
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ブラジルのソニー工場では?